■数秘術とピラミッドの関係

発明家ニコラ・テスラが「ピラミッドに執着した理由」がヤバすぎる…巨大エネルギーと3つの数字に取り憑かれていた?
(画像=画像は「Wikipedia」より,『TOCANA』より 引用)

 ギザの大ピラミッドに生涯心を奪われていたテスラなのだが、それを説明するほかの要素もあるという。科学者であるテスラではあったが、その思考の別の側面に「数秘術」の影響を強く受けていたというのである。

 数秘術(numerology)は、西洋占星術や易学等と並ぶ占術の1つであるが、科学的根拠はないとされている。それでもテスラがこの数秘術に深く傾倒していたことは興味深い。

 特にテスラの強迫観念になっていたのは3、6、9という数字であったといわれている。これらはこの宇宙の鍵を握る数字であるとテスラは信じていたというのだ。

 テスラは建物に入る前に、その建物の周囲を3周してから入っていたといわれており、ホテルに滞在する場合、ルームナンバーは3で割り切れる数字に限っていたという。また物事を選択する場合は二者択一にはせず、必ず三者択一にしていたということだ。

 ある専門家は、これらの数字に対するテスラの強迫観念は、ピラミッドの形状を好むことに数学的に関係があると指摘している。

 いずれにしてもピラミッドがどのようにして建造されたのか、そしてその理由は何なのか、その詳細はいまだに謎のままだ。したがって古代に先進文明が存在したという説や、先進文明を持つエイリアンが超古代に地球を訪れて文明を興したとする「古代宇宙飛行士説」という、メインストリームのサイエンスからは全く支持を得られていない言説が、このピラミッドに関する限りは幾分かの説得力を持ってくるのである。

発明家ニコラ・テスラが「ピラミッドに執着した理由」がヤバすぎる…巨大エネルギーと3つの数字に取り憑かれていた?
(画像=画像は「Wikipedia」より,『TOCANA』より 引用)

 ニコラ・テスラがピラミッドについてどのような考えを抱いていたのかはもはや知る由もないのだが、多くの特許を取得した発明の発想の源泉は、ひょっとするとこのミステリアスで魅力的なピラミッドにあったのかもしれない。

参考:「Big Think」、ほか

※当記事は2020年の記事を再編集して掲載しています。

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提供元・TOCANA

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