我われ日本人は自然に平仮名・片仮名・漢字を使い分けているが、その中で「最も不確かな表記」と言える存在が片仮名ではないだろうか。
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というのも片仮名は外来語を表す際に使用されるケースが多く、50音に存在しない音が用いられた単語には、あくまで「音が近い」文字が代用されるからだ。ときにはこうした現象が、親子間で思わぬ事態を引き起こすケースもあるようで…。
■あまり耳馴染みのない「5文字」が
今回注目したいのは、神奈川県横浜市在住で、小学生の子供を持つ会社員・古長さんが投稿した一件のツイート。
こちらの投稿には学校の課題と思しきプリントの写真が添えられており、定番の「挿絵を見て、その名称を記入する」タイプの設問が確認できる。
それぞれ「ひらがな」「カタカナ」といった表記や、解答欄のマスの数がヒントになっているワケだが、古長さんの子供は設問の一つに「タンブリン」という単語を記入していたのだ。

(画像=『Sirabee』より 引用)
しかし写真にある特徴的な形状の打楽器は、一般的に「タンバリン」と呼ばれるものではないだろうか…?
■「この半年で一番の衝撃」
古長さんも同様の違和感を覚えたようだが、なんとツイート本文には「子供の宿題を見てて間違いを指摘したら、今は学校の教科書では『タンブリン』が正式名だと知ってお父さん驚愕してる。わかった、丸つけてあげる」と、衝撃的な事実が綴られていたのだ。
他のツイッターユーザーからも「この半年で一番の衝撃でした」といった驚きの声が寄せられており、やはり皆な驚きを隠せない模様。
果たして学校教育の場では、実際に「タンバリン」でなく「タンブリン」表記を正式なものとしているのだろうか。今回のケースについて、ツイート投稿主の古長さんおよび、文部科学省、文化庁に詳しい話を聞いてみることに。
すると、予想だにしなかった事実が次々に明らかになったのだ…。