英国は現行の主力戦車を、第二次世界大戦の敗戦国であるドイツも歩兵戦闘車の供与を決定。日本はどうするべきなのか?

日本もウクライナに武器供与すべき? 若年男性だけはなぜか…
(画像=『Sirabee』より 引用)

昨年2月24日、全世界に衝撃を与えたロシアによるウクライナ侵攻。プーチン大統領は、南東部のドンバス地方に居住する親露派勢力の支援を名目に南東部やマリウポリなどアゾフ海沿岸、首都キーウにも迫った。

■NATO各国が武器供与

核保有国でもある軍事大国・ロシアを相手に、ウクライナは善戦。いつもミリタリーセーター姿でメッセージを送り続けるゼレンスキー大統領の指揮のもと、NATO各国からの武器供与など支援も受け、一時は占領されていたハルキウ州を奪還。現在もバフムト近郊などで激戦が続く。

戦況を大きく変え、「ゲームチェンジャー」とも呼ばれたのは、欧米各国からの先進的な兵器だった。たとえば、米国が早々に供与した高機動ロケット砲システム・HIMARS(ハイマース)は長距離精密攻撃が可能。ロシア軍に甚大な被害を与えたとされている。

また、英国のスナク首相は現行の主力戦車・チャレンジャー2の供与を決定。主力戦車の供与はこれが初となる。また、米国のM2・ブラッドレー、ドイツのマルダーといった歩兵戦闘車も供与が決定。フランスの自走榴弾砲・カエサルも昨年からウクライナで活躍している。