夫婦と子供ひとりという家族向け
小さな世帯では軽自動車や小型車を選ぶ方が多いようです。
100万円の予算なら、走行距離が3万キロ前後で、3年落ちくらいのコンパクトカーがおすすめ。人気の軽スーパーハイトワゴンは、コンパクトカーよりも条件が厳しくなります。
ホンダ フィットはタイプを選べば現行型もゲットできる
ホンダのコンパクトカーのフィットは、先代のGK系がメインになりますが、現行モデルであるGR系も初期の「ベーシック」と「ホーム」が、100万円+αで見つかります。
まず2013年デビューのGK系ですが、こちらは1.3Lまたは1.5Lガソリンエンジンとハイブリッドののパワートレインに、駆動方式はFFと4WDが用意されていました。
マイナーチェンジは2017年で、エクステリアデザインの刷新と安全運転支援システムである「Honda SENSING(ホンダセンシング)」の採用がトピックです。
Honda SENSING装備車は、グレードに“Honda SENSING”という名前がついていますので中古車検索のときにもわかりやすくなっています。
いっぽう現行型GR系は、フロントAピラーの内部構造を見直して、先代にくらべて半分くらいの太さになると同時に三角窓を拡大。ドライバーの死角を減らすとともに視認性を向上させています。
シートは、新世代シートフレームを採用。シートパッドを見直し、優れたホールド性とやわらかな乗り心地を両立させることで、長距離ドライブでも疲れにくいこともポイントです。
先進安全装備の「Honda SENSING」は、一部を除いて全車に標準装備です。
パワートレインは、1.3LガソリンとGR系で初採用のハイブリッドシステムe:HEVの2種類。燃費は1.3Lガソリンが20.2km /L、e:HEVは28.8Km/L(いずれもWLTCモード)です。
駆動方式はFFと4WDがありますが、100万円+αで選べるのはFFのみ。シンプルな装備の”BASIC(ベーシック)“タイプがターゲットです。
ホンダ フィットの中古車を見る
コンパクトハイブリッドのアクアは先代モデルがターゲット
コンパクトモデルでは、いつも売り上げトップにいるトヨタ アクア。
人気モデルゆえに、ライバルに比べると販売価格は若干高めで、100万円の予算では10系と呼ばれる先代モデルがターゲットです。
10系は2011年から2021年までの販売で、フェイスリフトを受けた2017年以降の後期モデルも射程内です。
パワートレインは1.5Lのハイブリッドで、システム出力は73kW(100PS)。燃費(WLTCモード)は29.8km/Lです。
安全装備は、2015年に「Toyota sfety Sense C」を設定。2018年には歩行者も検知する「Toyota sfety Sense」へと進化しています。
室内は、ハイブリッドながらバッテリーを小型化し、リアシート下に配置することで、クラストップレベルの305Lという容量のラゲッジルームを実現。90Lサイズのスーツケースを2個収納できます。
ボディカラーは、ホワイト系、ブラック系、紺色系が目につきますが、それ以外のカラーも流通していますので、探せば好みのカラーも手に入りそう。
Toyota sfety Senseにオプションのインテリジェントクリアランスソナーを標準装備した特別仕様車のS"Style Black"は、サポカーSの“ワイド”に該当する安全装備で、積極的に選ぶ理由になりますね。
トヨタ アクアの中古車を見る