■箸の持ち方のせいで見合いが破断に
恋が冷めるのとは少し違うが、親戚が集まると毎回出る話があるという40代の女性は、「叔母は結婚もしていて、いまでは女の子2人の母でもあるのですが、若い頃にお見合いが破断になったことがあったようで…」と話す。
初めての見合いとあって、テーブルマナーもしっかり勉強していったが、昔ながらのクロス箸だけが直せなかった叔母は、「子供に正しい箸の持ち方を教えられない」という理由で破断になってしまい、この話は今でも親戚の間で笑い話のように語られているそう。
ちなみに、叔母の2人の娘は正しい箸使いができるそうだ。叔母は「悔しかったから完璧に教えてやった」と笑っているという。人によって譲れない部分に違いはあるのだろうが、なんとも切ないエピソードだ。