もしホテル暮らしを検討するのであれば、サブスクを利用するのが良いだろう。対応エリアや宿泊施設のタイプ、料金など、それぞれのサブスクの特徴がある。

自分にぴったりのホテルのサブスクを探してみてほしい。

goodroom(グッドルーム)

goodroom(グッドルーム)とは、月額6万9,800円、最短2週間からホテルに住めるサブスクだ。

北海道から東京まで、全国700以上のホテルに住むことができる。

老舗ホテルや人気ホテルに長期滞在が可能で、中にはサウナ付きの大浴場が利用できたり、朝食代が含まれていたりするホテルもある。書類などの手続きは不要で、最短翌日から利用可能だ。

TsugiTsugi(ツギツギ)

TsugiTsugi(ツギツギ)は、1泊から30泊まで宿泊日数を自由に選べるサブスクだ。

宿泊日数30日間のまいにちプランは、月額29万9,800円で利用可能だ。

同伴者も1名無料で利用できるため、夫婦やカップルで利用できるのも嬉しいところ。

また、未就学児も同室かつ添い寝の場合は無料でできる。つまり、家族で利用する場合、配偶者と未就学児の子供2人でも同料金で利用ができるのだ。

ちなみに、TsugiTsugiで利用できる宮古島東急ホテル&リゾーツは、閑散期の6月平日でも1泊あたりの料金が2人で2万4,000円程なので、月額29万9,800円でも安すぎる金額だ。期間限定でリゾート暮らしをしてみたい人におすすめだ。

ADDress(アドレス)

ADDress(アドレス)は、ホテルではないが、全国の空き家に1泊から住めるサブスクだ。

予約チケット1枚あたり1泊分の予約ができ、予約チケットが30枚付与されるプランは月額 9万9,800円で利用できる。

例えば、移住を見据えて一軒家に住みたい方などにおすすめだ。また、1泊につきチケットが2枚~5枚必要になるケースもあるが、アメリカやイタリアなど海外の戸建てに住めるプランもある。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。