積水ハウスが東京都国立市で建設中だった分譲マンション「グランドメゾン国立富士見通り」を、周辺住民の反対を受けて解体することが決まりました。景観の悪化が理由で、完成間近にもかかわらず解体に至った異例のケースです。
国立市のマンション、完成間近で解体へ 積水ハウスが「廃止届」提出 BK4YDi8
東京都内の完成間近のマンションが、引き渡し直前に異例の取り壊しをされることが分かりました。記事では、景観のビフォアアフター写真をご覧いただけます。 pic.twitter.com/wV2msuCzNs
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) June 7, 2024
マンションは地上10階建てで18戸の小規模な物件で、2023年1月に着工していました。契約者もいたものの、積水ハウスは周辺住民や契約者に説明済みで、解体時期や跡地の利用方法は未定です。SNSではマンション建設が富士山の景観を損なうとの意見が出ており、積水ハウスは法令を遵守していたと説明していますが、周辺住民の反対により解体を決断したとみられます。
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この決定に衝撃が走りました。ちなみに「グランドメゾン国立富士見通り」の平均坪単価は約380万円だったそうです。
突然の解体通告が掲示されてました。
国立市の伝統「景観に反する部分は取り壊せ」が現実となりついにマンション一棟を完成間近で解体することに。
デベの皆さん、「建てるなマンション、国立市」です。覚えておいてください。
冗談さておき理由はスレに追記していきます。 TjBm7by73k pic.twitter.com/wn4vz5E6QO
— クニッター (@kunittercom) June 7, 2024
国立市はお気持ちで行政が動く前例を作ってしまったのでしょうか。
お気持ちで原発が止まるのは困るが、住民のお気持ちで景観を壊すマンションが打ち壊されるのは大いに歓迎したい。法規制が追いついてないなら、お気持ちで打ち壊すしかない。国立市は素晴らしい前例を作った。すでに建ってるやつも、住民みんなで毎日呪えば何とかなる。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) June 8, 2024
子育て世代対老人世代の世代間対立を指摘する声も。
【国立のマンションから見る老人大国JAPAN】
「子育て世代のマンションなんて必要ないだろ!」罵声を上げる老人が徒党を組んで役所に押しかけ、「富士山が見えなくなる」という理由で完成したファミリー向けマンションを解体させるにまで至った2024年のTOKYO JAPAN。…
— ゆな先生 (@JapanTank) June 8, 2024