人体とは不思議なもので、平均的な成人には640もの筋肉組織と206本の骨、また13個もの内臓が備わっている。しかし時に人間の体内には、恐ろしい生物が潜んでいることも……。今回は実際に人間の体内から発見された、身の毛もよだつ生命体5選を紹介しよう。
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■目の中からヒトヒフバエの幼虫
皮膚の腫れ自体は何も珍しいものではなく、通常数日、長くみて数週間で自然と消えていく。しかしペルーに暮らす17歳の少年が経験した目の腫れの原因は、身の毛もよだつものだった。少年は数週間前から目に違和感を感じ始め、一向に腫れが引かないことを不思議に思い医師の診察を受ける。診察の結果、少年の目には蚊を媒介として人間に寄生する“ヒトヒフバエ”の幼虫が寄生していることが判明。医師はバジルの葉とピンセットを使い、少年の目から約3cmほどのヒトヒフバエの幼虫の摘出手術に成功。手術には麻酔などは一切使用されず、少年は目の中で蠢く幼虫をじかに体感したという。