■小笠原氏は岸田選手案も提示

話を聞いた小笠原氏は「ただほかの選手も、岸田とか。キャッチャーらしいキャッチャーで、ホームランは少ないんだけどしぶとい。そういうバッティングができる。違ったタイプのキャッチャー」と岸田行倫捕手の名前を挙げる。

そして「大城が独り立ちするまでは、慎之助の勘というか、対戦相手のパーセンテージでやってもいい。たとえば大城がこの投手が苦手、そのときの巨人の先発投手が岸田でも大丈夫だとなったら、そういうふうにやってみてもおもしろい」と提案した。

その後ラミレス氏と小笠原氏は現役時代と現代の「捕手の起用法」について、トークをしていた。

■今季は大城選手がレギュラー

2023年シーズン巨人は大城選手が125試合スタメン出場。続いて岸田選手が15試合、小林誠司選手が2試合、若手の山瀬慎之助選手が1試合だった。

大城選手は今季打率2割8分1厘、16本塁打、55打点とバッティングでは申しぶんない成績で、来季のレギュラー起用が確実視されている。

一方、岸田選手も2023年シーズンはサヨナラホームランを放つなどしており勝負強さに期待する声も。小林選手は捕手としての能力が高く、「使ってほしい」と考えているファンもいる状況だ。