ウクライナ戦争での無計画なウクライナ支援が、台湾と韓国の国会の多数を親中派に差し出し、日本も風前の灯火だ。
韓国総選挙は三日前に予想したとおり、野党の大勝となったようだ。ずっと野党優位だったのが3月には与党優位に一時的に転じたのが、再逆転した。
逆転の原因は、美貌の大統領夫人と前国防相の国外逃亡(訴追されているのに大使に任命されて逃亡)、物価高などだ。系列政党を加えると憲法改正にもう一息の三分二近く。うっくりするとひっくり返される程度の差だ。憲法改正されたら尹錫悦ももたない。
台湾でも、総統は民進党が確保したが議会は野党にとられ、韓国がそれに続くことになった。日本も風前の灯火である。
日本、韓国、台湾の保守政権は、ウクライナを支援して総崩れとは皮肉だが、私の予想通りだ。ロシア制裁は物価高をもたらすし、外国に支援されて武器だけもらい、ウクライナ人のように戦うことを日本人も韓国人も台湾人も望みそうもないのは、紛争の最初から自明だった。