コンセントの多さは元サロンの証

「ツーリングまっぷる」を広げてルートを確認したのは昔の話。今ではスマホがナビゲーションしてくれます。支払いやチケット確認など、何でもスマホ一つで済む時代において、充電切れは顔面蒼白の事態。でもご安心あれ。サロンを改築した客室にはドライヤーなどのために設置されたコンセントがいっぱい!棚の下など隠れた場所にもあるので探してみてください。

セキュリティ抜群の女性専用室

二階の女性専用室のドアには、暗証番号式のロックが取り付けられています。「ライダーハウスなのにここまでやる?」と驚いてしまうほどの親切心。藤本さんの優しさが伝わってきます。女性の一人旅でも安心して宿泊できますね。

雨の日はバイクに乗らずに過ごす

雨の日は連泊して憂鬱な一日をやり過ごす人は多いでしょう。ちとせライダーハウスは、JR千歳駅まで徒歩約20分。立地のよさを活かして、電車に乗って札幌観光を楽しんだり、新千歳空港でショッピングすることができます。都市型ライダーハウスらしい過ごし方ですね。

これまでも、これからも旅人を迎え続ける

藤本さんは、「建物の老朽化に伴い、ライダーハウスの廃業を考えていた」と言います。しかし樽前荘(苫小牧)営業終了のニュースが流れると、多くのライダーから「ちとせライダーハウスは続けてほしい」という要望が寄せられました。

「開業当時から足を運んでくれるお客さんや、壁にポストイットでメッセージを残してくれる方も多く、『多くの方々に支えられている』と実感しました」と言います。お客さんとの交流が楽しく、北海道ツーリング初心者には、あれこれアドバイスしてしまうそうです。これまでも、これからも「ちとせライダーハウス」は、多くの旅人を迎えてくれることでしょう。

ちとせライダーハウス
住所:千歳市春日町4丁目1−2−1
電話:0123-23-5448
チェックイン・チェックアウト:応相談 遅く到着する場合は事前連絡してください。
宿泊料:1500円

※情報はすべて2024年6月現在です。