■読者から苦情が殺到
ゲイルさんはさらに、「母親による虐待は身体的、精神的、感情的な暴言、そして経済的にも行われました」と暴露。元夫がゲイルさんに性的な接触を図った際は、彼女のほうが叩かれたという。
これらを読んだ州民は驚き、不快感を覚え、『ウィルコック新聞』には苦情が殺到。オンライン版だけ、その記事を削除した。
そんななか、地元紙の『スタージス・ジャーナル』はゲイルさんに電話インタビューを試み、なぜそのような死亡通知を出したのかを尋ねている。
■「反論する機会が欲しかった」
そこで「私にとって母はモンスターのような存在でした」と語ったゲイルさん。自分たち母娘がなぜ疎遠なのか、母親は自分を正当化する作り話をしていたといい、名誉にかけ反論する機会が欲しかったそうだ。
ゲイルさんは「母親の死を知り、快感さえ覚えました」と言うものの、母親が天に召されたことを機に彼女を許すことができたという。記事の最後には「これでやっと世界が平和に。ほかの家族とは穏やかな関係でいたい」と綴っている。