■騙された家族

家族もAさんの曽祖父が死亡したことは当然知っていたが、祖父が「火葬した」と言い張ったためそれを信用していた。遺灰の場所などについて、祖父に聞く人もいなかったようだ。

この件を知ってショックを受けたAさんは弁護士に相談したが、「この州においては違法な行為ではない」と説明されただけだった。Aさんの夫は「骨を埋めて、写真とメモは燃やそう」と言うが、Aさん自身はどうすべきか分からない。

困ったAさんはアメリカの人生相談コラム『Dear Abby』に悩みを寄せ、助言を求めた。