■発見された女性

隣人たちは臭いや虫にずいぶん悩み、何度も住宅協会に連絡。50回以上も電話をかけたところ、ようやく数名の警官がシーラさんのアパートに立ち入り、遺体を発見・回収した。

はっきりした時期は不明だが、シーラさんは2年以上前に亡くなった可能性が極めて高い。その間の家賃などは当然ながら滞納していたというが、生活保護給付金が住宅協会にまわされていたようだ。

■隣人らのコメント

この件が報じられ、遺族や同じ建物で暮らしていた人たちは、大変なショックを受けているもようだ。

隣人たちはメディアの取材に応じ、「帰宅するたび、私の部屋でも50匹ほどのハエが死んでいました」「ひどい臭いだったので、ドアの下にもタオルを敷き詰めたほどです」とコメントしている。

過去には警察にも相談したというが、その時には「コロナ禍なので(感染予防の目的で)外国に引っ越したのかも…」と言われたことを明かした。