とにかく「小池百合子みたいないかにも旧時代の政治屋」みたいなヤツは嫌なんだ!もっとフレッシュで明快な議論を元にグイグイ改革を実行してくれるような

だれか

…に出てきてくれぇー!と思ってたんだけどウームまあ小池にしとくか・・・みたいな(笑)

というわけで、元々「小池都政を都民の69%が評価している(立憲支持層ですら6割が評価してる)」上に、この「選挙の悪魔」みたいなテクニックを繰り出しまくられると、こりゃ負ける要素(残念ながら?)ゼロだな、という感じではあります。

今回は「この状況」自体を直視した上で、今後の日本の政治を考えていきたいんですね。

2. 実は謎にかなりやり手な部分もある小池都政

で、こういう時に、

なんで小池なんかが人気なんだ! 小池が人気になるような日本人の民度の低さに絶望した!

…みたいなことを言い出す人結構いるんですが、なんかやっぱりそういう発想をしだすと民主主義は終わり、みたいなところがあると思うんですよ。

「民意」として示されている結果があるなら、「なぜ小池が選ばれているのか」を、「どうせ選挙アピールがうまいだけなんだろう」みたいな形じゃなくてある程度虚心坦懐に見つめて理解する事が必要な部分はあるはず。

で、実際に色々調べてみると、小池都政はまあまあやり手な部分はすごいあるんですよね。

え?そんなイメージゼロだったでしょ?僕も調べてびっくりしたんですが。

さっき石丸さんについての記事でも書いた内容で重複する部分もありますが、大事なことなのでもう一度書かせてほしいんですが…

小池都政が「子育て世代」に大盤振る舞いしてて支持率高いのは有名ですが、それを新たな税金的負担増なしにやりきったのはもうちょっと評価されていいと思います。

以下は東京都の財政資料からですが、実は小池都政は8兆円ぐらいの都政予算から2千4百億円ぐらい行財政改革で無駄を削減して引き出して、それであの充実した子育てサポート予算とかを手当してるんですね。

約8兆円から2400億円程度って3%ぐらいですが、これは私企業じゃない公的機関としては結構すごいドラスティックなことだと思います。

なんせ、あの子育て支援で有名な泉房穂市長時代の明石市が、子育て支援に使ったお金が予算総額の1.7%の見直しだったそう(泉氏の著書より)なんで、

え?百合子実は有能じゃね?

っていう(笑)