「有馬記念で馬が勝てば、5,000万円の臨時収入」

世の中には、余り知られていないが、年収1,000万円を超えるニッチな職業があることをご存知だろうか。

今回は税理士事務所の経理を務めた経験を持つ筆者が、トップクラスになることで年収が1,000万円を超える「意外な」職業を紹介する。

いうまでもなく高年収の職業・代表格についても見ておこう。
※賃金構造基本統計調査を参考にしています。

年収1,000万超もある「意外な」職業4選

技術を磨くことで、年収1,000万超をねらえる「意外な」職業を4つ、紹介しよう。

ひよこ鑑定士

トップクラスになると年収1,000万円を超えるといわれるのが「ひよこ鑑定士」だ。ひよこ鑑定士の仕事は、ふ化したばかりのひよこのオス・メスを判定すること。

鑑定士になるには日本独自の民間資格である「初生雛(しょせいびな)鑑別師」の資格を取得しなければならない。

ひよこ鑑定士の報酬は、基本的には出来高制。平均年収は500万~600万円だが、腕を磨いて高い技術を身につけると年収1,000万円を狙える。

日本のひよこ鑑定士は「スピーディーかつ正確だ」と、海外から高い評価を受けている。特にオランダ、ドイツ、ベルギー、フランスのヨーロッパ諸国やニュージーランドでのニーズが高く、「海外で一獲千金」も夢ではない職業だ。

寿司職人

カウンターで威勢よく寿司をにぎり、「ヘイまぐろ一丁!」と朗らかに声をかけてくる寿司屋の大将。

大将によっては実は、年収1,000万円もざらではないことをご存じだろうか。

寿司は世界各地で人気が高まっているので、日本人ならではの丁寧な仕事を強みにすれば収入もついていくるだろう。1,000万円どころか中には数千万円を稼ぎ出す人もいるので、要検討だ。

2ヵ月程度で必要な技術を学べる専門学校もあるので、しっかり学べば海外で引く手あまたになる。

馬の調教師