奥入瀬渓流の楽しみ方
奥入瀬は国道102号線に沿って渓流が流れています。渓流は十和田湖・子ノ口(ねのくち)を起源として焼山まで約14kmに渡って流れています。
車だと...
車でも簡単に行くことができるのですが、問題は駐車場。奥入瀬渓流に沿って走らせるといくつか駐車場はあるものの台数が限られています。ですから、シーズン中は多くの観光客が押し寄せるので駐車スペースがなく、そのまま素通りしてしまうしかないのが現状です。
※渓流沿いの駐車スペース以外には絶対に駐停車しないようにしましょう。渋滞や事故の原因になります。
【注意】2023年は10月23日~10月29日まで奥入瀬渓流沿いの国道102号線でマイカー規制が行われました。マイカー規制期間中はシャトルバスが増便されていました。将来、年間を通して交通規制が行われるそうです。詳細は奥入瀬渓流エコツーリズムの公式サイトをご覧ください。
ハイキング(徒歩)だと...
それならばハイキング(徒歩)をしようとなるのですが、いかんせん片道約14kmの行程。往復だと約28km!
路線バスを利用すれば片道のハイキングも可能ですが、路線バスの便がピークシーズン以外それほど多くないため、計画的に進まないと乗り遅れることもあり、あまり現実的でないのも事実。
ということで...
候補に挙がってくるのがレンタサイクル。渓流沿いに道路が整備されているので、レンタサイクルだとスイスイ走れるので便利。ちょっと気に入った場所で自転車を止め、写真撮影ができます。
奥入瀬渓流では最強の乗り物になります。特にマイカー規制期間中はレンタサイクルが便利です(自転車は通行規制がありません)。それではレンタサイクルの利用方法を紹介します。
※遊歩道への自転車の乗り入れは禁止です。
レンタサイクルの利用方法
利用可能範囲
奥入瀬渓流は、十和田湖畔の子ノ口が頂上(標高約400m)になり奥入瀬湧水館のある焼山地区(標高約200m)まで14kmの区間の利用が可能。奥入瀬湧水館から十和田湖畔子ノ口までは基本的に登りになりますが、奥入瀬の景色を十分に楽しみたいという方は、ゆっくりと登りながらご利用されることをおすすめします。
★写真を撮るのが好きな人は、下流から上流へと進むのがおすすめ。下から撮った方が光の関係で綺麗に写ります。
貸出期間
4月上旬頃~11月上旬頃まで
営業時間
9:00~16:30まで
※貸出は午前中に終了します。(午後からは借りることができません)
レンタサイクルの貸出場所・返却場所
奥入瀬湧水館、石ヶ戸(いしげど)休憩所、子ノ口(ねのくち)の3ヶ所(上記地図の赤丸印のところ)です。それぞれ貸出と返却を行っています。
車で来た場合、車を駐車する必要があります。奥入瀬渓流館は80台、石ヶ戸休憩所は30~40台、子ノ口は20台の駐車場が併設されています(駐車料金はいずれも無料)。
利用時間と利用料金
利用時間は4時間単位となります。
利用料金はe-Bikeが3,000円、電動アシスト自転車が2,000円、シティサイクルが1,000円です。延長料金は30分毎に300円(電動アシスト自転車、シティサイクル共通)です。
※e-Bikeは奥入瀬湧水館のみの貸し出しとなります。
※利用対象者は身長140cm以上の方限定となります。
予約方法
WEB予約限定ですが、予約は簡単です。こちらの公式サイトにアクセスして、貸し出し場所を選んでそのままガイダンス通りに進めるだけ。ササっと予約完了です。予約時に必要な項目は、代表者名、携帯番号、利用開始時間、メールアドレスです。
※春や秋のピークシーズンは込み合いますので、予定が決まったらレンタサイクルの予約も早めに行いましょう。
キャンセルについて
悪天候などを理由にキャンセルする場合は、利用予定時刻の1時間前までに電話(奥入瀬湧水館 TEL:0176-74-1212)連絡が必要です。キャンセル料はかかりません。
注意事項
- 全車にTSマーク傷害・損害賠償保険が付帯されています
- 自転車の盗難および鍵の紛失は施錠していた場合、施錠していなかった場合に関わらず免責金の負担が必要です
- 乗り捨ては可能ですが、利用受付時に申告が必要です。途中からの変更は追加料金がかかります
- 事故には気をつけましょう
- 道路交通法を守りましょう
おすすめの自転車は?
電動アシスト自転車です!
理由は下流から上流へ走る方が景色が綺麗だからです。となると、坂道に強い電動アシスト自転車になります。