堤防先端移動でアタリ連発
昼頃に堤防先端の方の様子を見に行くと、アジがなくなったので帰るらしく入れ替わりで堤防先端に入ることにした。なんと朝から6杯釣ったらしく、半数以上が2kgを超えている感じで、なんとも羨ましい限りである。やはり、ここのポイントは堤防先端が一番アタリがでると再認識した。入れ替わりでポイントに入り、アジを泳がせているとアジが藻に突っ込んだり、引っかかったりした。どうやらキャストで届く範囲に藻場が形成されており、そこにアオリが産卵しに集まっているようだ。
すぐにコツンと何か弾くような振動の後、アジがビクッビクと暴れスッーとラインが張って行くアタリがでた。サイズ感はそんなに大きくはない。ヤエンを投入し、アワセを入れたのだが針掛かりをした感触がない。慎重に寄せてくるとアオリはアジを抱いたままで、ヤエンの針先がアオリの触腕あたりにあるのだが針掛かりしていなかった。再度アワセを入れ針掛かりし3杯目をキャッチした。
その後もコンスタントにアタリはあるのだが、寄せの段階で離されたり、藻場に突っ込まれてバラシ、ヤエン投入後にバラシとバラシが続いてしまった。
死にアジでもアタリ
アジが残り5匹となってしまったので、一本は死にアジでギリギリ底につかないよう浮かしていたらアタリがでた。サイズは大きくないのだが、寄せの段階で離されてしまった。
バラシ連発で反省
最後に1.5kgは余裕でありそうな大型のメスをキャッチをして納竿とした。メスで1.5kgもあるとペアのオスは3kgを余裕で超えてそうだなと思った。
スランプに陥ったのか去年はキャッチ率80%を超えていたが、今年の中盤戦からバラシ半分、キャッチ半分となってしまった。バラした理由を考えて、今後改善していきたい。
今後の展望
6月に入り、福井も三重も終盤戦となった。終盤戦は産卵に夢中な個体が多く、アタリが出る回数は減ってしまうのでアタリを増やす努力と、貴重なアタリをキャッチできるよう道具のメンテナンス、やり取りのおさらいをして万全な状態で釣行していきたい。
<ナカイカ/TSURINEWSライター>