科学という羅針盤
科学の分野には、常識を超えた普遍性が存在するのです。多少の違いこそあれ、人間の行動や世の中の現象には共通する部分があるということでしょう。それは自分自身の鏡であったり羅針盤を持つことと同じ意味なのかも知れません。
これを機にいくつかのパターンを理解しておきましょう。きっと、困ったときに、自分を取り戻す力になってくれることでしょう。なお、本書で紹介されているケースは、脳科学・心理学の研究で検証されたものばかりです。
つねに情報をアップデートしましょう。目の前で起こった現象をじっくり見つつ、バイアスに惑わされない意識を持たなくてはいけないのです。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
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2年振りに22冊目の本を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)