■突然の悲劇
そんななか先日の午後4時頃、イライアスくんはいつものようにスクールバスを利用。目的地で降りたところ、バスの下にフットボールが転がっていったため、拾おうとした。
イライアスくんはすでにゆっくりと動き始めていたバスの下にもぐったが、運転手はそれにまったく気づいていなかった。そのためイライアスくんはバスに轢かれて重傷を負い、命を落とした。
■勤務歴10年超のベテラン
当局はスクールバスや、事故現場近くのアパートに設置してある監視カメラの映像を確認。その上でスクールバスの運転手の男(54)や目撃者に話を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べた。
男は仕事には十分慣れていたようで、スクールバス運転手としては10年以上にわたる勤務歴がある。安全確認もしていたはずだが、バスの下まで確認することはなかったもようだ。