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車をハッキングして乗っ取った実験結果は?

車をハッキングして乗っ取った実験結果は?

イマドキの新常識“コネクテッドカー”に潜む恐ろしいリスク…「車のサイバーセキュリティ」ほとんどのユーザーが無頓着?
(画像=『MOBY』より 引用)

コネクテッドカーのハッキングについて調査したところ、2015年に報じられたある実証実験に行き当たりました。この実験では、走行中のジープ チェロキーを16キロ離れた場所から遠隔操作することに成功したそうです。

ハッキングにより操作されたのは、エアコンやラジオ、ワイパー、そしてアクセル。特に怖いのはアクセルの乗っ取りですが、ラジオやワイパーの遠隔操作も使いようによっては危険を招きます(もし大雨の日に突然ワイパーが動かなくなったら……)。

ちなみに、実験でハッキングされたチェロキーは、インターネット接続システム「Uconnect(ユーコネクト)」搭載のコネクテッドカーでした。

実験を行った研究者によると、車のIPアドレスがわかれば、ネット経由で制御システムに侵入できるのだとか。また、遠隔操作でエンジンを停止させたり、ブレーキを作動不能にしたりすることも可能とのこと。……それって怖すぎませんか?