「JCB ザ・クラス」はJCBが自社で発行する最上位のブラックカード。どうしたらインビテーションがもらえるのか、審査基準やスペックはどうなっているのか。公式サイトでもあまり情報がない「謎」に包まれたクレジットカードの魅力を紹介していこう。

目次
1,インビテーションはどうしたらもらえるのか?
2,「JCB ザ・クラス」の年会費・限度額
3,還元率は?通常0.5%
4,還元率をアップする方法 最大で70%アップも
5,付帯保険 ブラックカードらしく充実した内容
6,その他の特典・サービス 空港ラウンジ無料も
7,「JCB ザ・クラス」の口コミ評判は?
8,「JCB ザ・クラス」の基本スペックと魅力

1,「JCB ザ・クラス」のインビテーションはどうしたらもらえるのか?年収条件は?

日本で唯一の国際カードブランド「JCB」が自社で発行するカードには、

  • 「JCB一般カード」(年会費1,250円・税別)
  • 「JCBゴールド」(年会費1万円・税別)
  • 「JCBプラチナ」(年会費2万5,000円・税別)

    といったグレードが存在する。「JCBプラチナ」の上をいく「JCBザ・クラス」はJCBの最上位カードに位置付けられており、いわゆるブラックカードにあたる。ただし、公式サイトには年会費の記載はなく、特典・サービスも公開されていない、謎に包まれたカードだ。

    招待された人しか申し込めないインビテーション制をとっているため、公式サイトで詳細を明かす必要がないのだろう。

    ネットの情報から推測される、インビテーションをもらうための条件は以下のとおりだ。

年収は500万円以上、年齢は30歳以上が目安

以前は、「40歳以上、年収1,000万円以上」が招待される条件と言われていた。しかし現在は「30歳以上、年収500万円以上」でインビテーションが届く可能性があるようだ。職業についても、以前は「会社役員クラス」でないと難しかったが、現在は普通の会社員でも問題ないと言われている。

審査で重視されるのは会員歴・年間利用額

招待条件については、年収や年齢、勤続年数よりも、会員歴や年間利用額のほうが重視されるようだ。「JCBでゴールド」以上のカードを保有して、年間100万円以上の利用を3年以上続けるか、1年間で300万円以上利用すると、「JCBザ・クラス」に招待される可能性が高いという。

銀行口座も判断材料になる

地方銀行が発行したJCBブランドのクレジットカード所有者に、銀行経由で「JCBザ・クラス」のインビテーションが届くこともあるようだ。その場合は、銀行口座の残高が招待の判断材料になっていると考えられる。なお、銀行経由で「JCBザ・クラス」を申し込むと、カードフェイスには銀行のロゴなども記されるそうだ。

つまり、年齢や年収条件をクリアしている人なら、「JCBゴールド」や「JCBプラチナ」で利用実績を積んでいけば、インビテーションが届く可能性があるということだ。なお、インビテーションの対象となった場合は、毎年11月にその連絡があるという。

まずは「JCB」のステータスカードの情報を見る(公式サイト)
>>>「JCBゴールド」はこちら

>>>「JCBプラチナ」はこちら
 

2,「JCB ザ・クラス」の年会費・限度額などスペックを紹介

カード保有者からの情報によると、年会費は5万円(税別)で、家族カードは8枚まで無料だという。プラチナよりランクの高いブラックカードとしては比較的安い年会費と言えるが、「三井住友カード プラチナ」と同額の年会費であることから、実質的にはプラチナランクのカードと言えるかもしれない。プラチナランクだとしても、家族カードが8枚まで年会費無料というのは魅力だ。

限度額は最高500万円で、多くは350万円ぐらいに設定されているようだ。プラチナカードとしてならともかく、ブラックカードとしては限度額が低いと言わざるを得ない。以上のことから、「JCB ザ・クラス」はプラチナカードとブラックカードの間のランクと考えたほうがいいかもしれない。

3,「JCB ザ・クラス」のポイントプログラム 通常還元率は0.5%

「JCB ザ・クラス」のクレジット利用で獲得できるポイントは、他のJCBカードと同じく「Oki Dokiポイント」だ。

「Oki Dokiポイント」は、クレジット利用1,000円(税込)につき1ポイントが付与される。有効期限は、ポイント付与日から5年間(60ヵ月)を経過した日が属する月の15日。獲得したポイントはカードの支払いに充当できるほか、他社ポイント・マイルへの交換、商品券への交換、Amazonの支払いへの充当などができる。主な使い道を紹介してこう。
 

移行・交換・利用対象 交換ポイント数 必要なポイント
(Oki Dokiポイント)
nanacoポイント 1,000ポイント 200ポイント
dポイント 800ポイント 200ポイント
au WALLET ポイント 800ポイント 200ポイント
楽天スーパーポイント 800ポイント 200ポイント
Tポイント 2,000ポイント 500ポイント
WAONポイント 800ポイント 200ポイント
Pontaポイント 1,000ポイント 250ポイント
JALマイル 1,500マイル 500ポイント
ANAマイル 1,500マイル 500ポイント
スターバックス
カード チャージ
800円分 200ポイント
楽天Edy 600円分 200ポイント
JCBギフトカード 5,000円分 1,050ポイント
カードの支払いに充当 3円分 1ポイント
旅行代金に充当 4円分 1ポイント
Amazonの支払いに充当 3.5円分 1ポイント

dポイントなどの他社ポイントは、一般的に1ポイントに1円の価値があるとされている。Oki Dokiポイント200ポイントを他社ポイント800~1,000ポイントに交換できるので、「Oki Dokiポイント」には1ポイントにつき4~5円ほどの価値があることになる。ポイント還元率としては、0.4~0.5%だ。

4,還元率をアップする4つの方法 最大で70%アップも

次に、JCBカードに共通するポイントをお得に獲得するために活用できる仕組みを紹介していこう。

方法1,JCBスターメンバーズ 最上位のメンバーランクを狙う

年間クレジット利用金額に応じてランクが決まり、次年度はそのランクごとにポイントアップする仕組みだ。
 

集計期間中(1年間)の
利用合計金額(税込)
メンバーランク名称 ランク適用中のポイントアップ率
300万円以上 ロイヤルαPLUS 70%アップ
100万円以上 スターαPLUS 60%アップ
50万円以上 スターβPLUS 30%アップ
30万円以上 スターePLUS 20%アップ

300万円以上使うと、なんと70%もアップする。このクレジットカードを検討している人は、クレジットカードの年間利用金額が300万円以上という人も多いはずだ。よって、無理な使い方をしなくても最高ランクの「ロイヤルαPLUS」になれるだろう。

方法2,JCB ORIGINAL SERIESパートナー 提携店舗での買い物を意識する

ポイント優待店「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でクレジット払いをすると、ポイント付与率がアップする。主な店舗は以下のとおりだ。
 

店舗名 ポイントアップ率
スターバックスカードへの
オンライン入金
10倍
AOKI 5倍
洋服の青山 5倍
Amazon 3倍
セブン-イレブン 3倍
京王百貨店 3倍
小田急百貨店 3倍
高島屋 3倍
ワタミグループ 3倍
昭和シェル石油 2倍
ビックカメラ 2倍
コジマ 2倍
モスフードサービス 2倍
タイムズパーキング 2倍

セブン-イレブン、高島屋、ビックカメラ、昭和シェル、コンビニ、百貨店、家電量販店、ガソリンスタンドなど、日常的に使うお店も多い。意識的に「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」店を利用することで、どんどんポイントが貯まっていくはずだ。

方法3,OkiDokiランド 普段のネットショップをお得に

JCBが運営するポイントアップモール「OkiDokiランド」。ここを経由してショッピングをすると、最大20倍のポイントが付与される。
 

OkiDokiランドで利用できる店舗(一部)
モール Amazon 楽天 Yahoo!JAPAN
旅行 JTB エクスペディア 一休
その他 ebookjapan ホットペッパーグルメ じゃらん

このように、多くのサービスが用意されている。ネットショッピングの際は、OkiDokiランドに利用予定のサイトがないかどうか確認してから買い物をすると、ポイントが効率良く貯まるはずだ。

方法4,WEB明細サービス「MyJチェック」 海外クレジット利用でポイント2倍

登録無料のWEB明細サービス「MyJチェック」に登録した上で、海外でクレジットを利用すると、その利用分については自動的にポイントが2倍になる。

通常のポイント還元率は高いとは言えないが、このカードを使う人なら年間300万円以上利用して70%のポイントアップが適用されるケースも少なくないはずだ。実店舗だけでなくネットショッピングや海外旅行など、さまざまなシーンで利用できるので、トータルで考えると高還元率カードと言える水準までポイント還元率が上がることになる。
 

5,「JCB ザ・クラス」の付帯保険 JCBのブラックカードにふさわしい充実した内容

「JCB ザ・クラス」には、充実した旅行保険や航空機遅延保険、ゴルファー保険などが付帯する。それぞれを詳しく紹介していこう。

旅行傷害保険

旅行傷害保険の補償金額は、海外・国内とも最高1億円。旅行代金をカードで支払ったかどうかにかかわらず保険が適用される「自動付帯」である。詳しい補償内容は、以下のとおりだ。

海外旅行傷害保険

補償内容 本会員・家族会員の
補償金額
家族特約対象者の
補償金額
傷害による死亡・
後遺障害
最高1億円 最高1,000万円
傷害による治療費用 1,000万円限度 200万円限度
疾病による治療費用 1,000万円限度 200万円限度
賠償責任 1億円限度 2,000万円限度
携行品の損害
(自己負担額1事故3,000円)
100万円限度 50万円限度
救援者費用等 1,000万円限度 200万円限度

国内旅行傷害保険

補償内容 補償金額
死亡・後遺障害 最高1億円
入院 日額5,000円
手術 5,000円×(10~40倍)
通院 日額2,000円

海外旅行傷害保険では、家族カードを持たない家族にも補償が適用される家族特約が付帯することに注目したい。また、傷害・疾病の治療費用が1,000万円限度と、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険としては、補償金額が非常に高く設定されていることも大きなメリットだ。

航空機遅延保険

航空機の遅延や手荷物の紛失などに伴う出費を補償する航空機遅延保険が、国内便・海外便ともに自動付帯する。

国内・海外航空機遅延保険

補償内容 保険金額(本会員・家族会員)
乗継遅延費用保険金 2万円限度
出航遅延費用等保険金 2万円限度
寄託手荷物遅延費用保険金 2万円限度
寄託手荷物紛失費用保険金 4万円限度

ショッピングガード保険

年間500万円限度のショッピングガード保険(ショッピング保険)が付帯する。自己負担額は1回の事故につき3,000円だ。この保険は、国内利用・海外利用にかかわらず適用される。

ゴルファー保険

ゴルフ場で起こる可能性のある事故などを補償する保険。詳しい補償内容は以下のとおりだ。

ゴルファー保険

保険の種類 保険金額
賠償責任 1億円限度
死亡保険金 100万円限度
後遺障害保険金 100万円限度
入院保険金(日額) 1,500円
通院保険金(日額) 1,000円
ゴルフ用品 保険期間中5万円限度
ホールインワン・アルバトロス費用(国内のみ) 10万円限度

6,「JCB ザ・クラス」の特典・サービス 空港ラウンジ無料などグルメ・トラベル系が充実

「JCBザ・クラス」には、ブラックカードとしての特典・サービスのほか、「JCBゴールド」や「JCBプラチナ」で提供されるものも付帯する。最上位のブラックカードならではの贅沢感を味わえるはずだ。主なものをピックアップしていく。

プライオリティ・パス 1,300ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる

世界148ヵ国、600の都市で約1,300ヵ所の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」の会員資格が付与される。

ザ・クラス・コンシェルジュデスク 

コンシェルジュデスクは「JCBプラチナ」のサービスにもあるが、こちらにはザ・クラス会員専用のデスクがあるので、より迅速な対応が期待できる。

人気スポットのJCBラウンジを無料で利用できる ディズニーランドやUSJなど

国内にあるJCBラウンジを利用できるのは、JCBカードの大きなメリットの一つだ。「JCBザ・クラス」では、人気のエンターテインメントパーク内にあるラウンジも使える。
 

場所 ラウンジ場所 備考
京都駅ビル内 JCB Lounge 京都
東京ディズニーランド 「スター・ツアーズ:
ザ・アドベンチャーズ・
コンティニュー」内
年間1回4名まで
東京ディズニーシー 「ニモ&フレンズ・シーライダー」内 年間1回4名まで
ユニバーサル・
スタジオ・ジャパン
「ザ・フライング・ダイナソー」内

「東京ディズニーリゾート」や「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のラウンジに関しては、このクレジットカード限定の特典だ。

特別なカタログギフト贈呈 東京ディズニーリゾートのチケットも

毎年「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」というカタログギフトが届き、その中から好きな商品を選んで受け取れる。掲載されている商品は2万~2万5,000円相当のものが多いようだ。

商品は飲食物、家電、キッチン用品、自転車、バッグ、ゴルフ用品、筆記用具など多岐にわたる。さらに、2万5,000円相当のJCBトラベルクーポンや、東京ディズニーリゾートのパークチケット2枚とグッズのセット、USJスタジオパス&エクスプレスパス4枚セット、USJスタジオパス2枚&JCBプレモカード(ギフトカード)1万円分なども提供されるという。

その他、グルメやホテル優待も豊富

上記以外にもさまざまな特典・サービスが用意されているので、一覧にした。
 

優待・サービス名 内容
ダイニング30 対象となるレストランの利用代金、
あるいはコース代金が30%引きになる。
グルメ・ベネフィット 国内の有名レストラン100店舗以上で、
所定のコースメニューを2名以上で予約すると
1名分の代金が無料になる。
半年単位の利用期間中、各店舗で1回ずつ利用できる。
ディズニーリゾートホテル
優待プラン
(ザ・クラス限定)
東京ディズニーランドホテル、
ディズニーアンバサダーホテル、
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの
スイートルームに20~40%オフで宿泊できる。
大相撲特別観戦
(ザ・クラス限定)
大相撲で入手困難とされているお土産付きの
「溜まり席」の抽選販売に申し込める。
海外ラグジュアリー
ホテル・プラン
(ザ・クラス限定)
海外のラグジュアリー(最高級)ホテルに
さまざまな特典付きで宿泊できる。

特に「ザ・クラス・メンバーズ・セレクション」は、年会費の半額相当の価値がある商品をもらえるのでお得度が高い。

7,「JCB ザ・クラス」の評判・口コミは?

JCB ザ・クラスを実際に利用している人は、このクレジットカードをどう評価しているのだろうか?口コミを紹介していこう。

JCB ザ・クラスの良い評判・口コミ

コンシェルジュサービス、ディズニーやUSJで優待が受けられることがこのクレジットカードのメリットとして挙げているユーザーが多かった。

F.Fさん|40代男性
営業職の会社員

コンシェルジュサービスを24時間受けられるのは便利かと思います。急な接待や、彼女との食事などで、飲食店を提案していただけるだけでなく、優先的に予約もしてくれることも可能です。また、年に一度ユニバーサルスタジオジャパンのラウンジが利用可能というのも嬉しい特典。彼女や家族サービスに最適です。

M.Jさん|30代男性
エンジニア職の会社員

まずブランドの最上位カードなのに、5万円程度の年会費は格安だと思います。取得についても、無理な支払いはせず、通常の生活の支払いを全てJCBにまとめるだけで、インビテーションが届いたので取得のハードルも低いと思われます。ステータス重視の方にはおすすめです。またメンバーズセレクションのカタログギフトやプライオリティパス無料取得など考えたらかなりコスパが良いと思います。

E.Uさん|20代女性
医療関係の自営業

私はディズニーが大好きです。JCB THE CLASSを持っていると、東京ディズニーリゾート内にあるJCB会員向け施設を利用できるのは最高メリットです。デートに最適で良く利用します。また、サービスが豊富という点も気に入っています。実際にコンシェルジュサービスをよく利用します。クリスマスなど混雑で取れないイベント時のホテルやレストランも、予約が取りやすくなります。

Hさん|20代男性
サービス業の会社員

メリットとしては、このカード一つあればさまざまなサービスの予約ができること。新幹線などの予約は普段は面倒に感じている人も多いと思うのですが、このカードがあれば面倒な手続きをしなくても予約ができるので助かります。また、特典なども充実していていつも満足するサービスを受けられます。

K.Nさん|30代男性
営業職の会社員

JCB ザ・クラスでは、自動で国内外の航空便利用時に出航の遅延で生じた飲食費、乗継遅延などで生じた宿泊・飲食費や、預けた手荷物が遅延・紛失した際の衣類購入費などを補償するというサービスが付きます。海外旅行が多い人は安心のためにもぜひ!

T.Kさん|40代男性
エンジニア職の会社員

メリットは24時間365日対応のコンセルジュデスクを利用できること。会員に対するアフターフォローの体制がしっかりしていると感じています。また「メンバーズセレクション」という特典があり、年1回商品をプレゼントしてもらえるのもお歳暮感覚でお得。USJやTDLで特典となるサービスが受けられるのも、アミューズメントパーク好きにはいいかもしれません。

JCB ザ・クラスのデメリット・改善してほしいところ

JCBブランドなので海外での使用が限られてしまうこと、ポイント還元率が低いことがデメリットとして挙げられた。

F.Fさん|40代男性
営業職の会社員

そもそもJCBのブランドなので、使用範囲が限られてしまいます。特に海外では、VISAやMasterCardと比べると対応している店の数が少なく、馴染のないカードブランドである為に絶対的不利だと思います。複数カードを持つのでしたら、JCBも持って損はないですが、カードの種類を絞るのであれば、JCBは後回しになってしまうカードと言えます。

T.Kさん|40代男性
エンジニア職の会社員

入会特典などのキャンペーンが少ないこと、ポイント還元率が思った以上に低いことがデメリットです。また特別な人しか持てないカードのわりに実際持ってみると思ったほどの特別な感じがないような……。もう少しビッグなサービスが欲しいです。

M.Jさん|30代会社員
エンジニア職の会社員

ほとんど同じサービスのJCBプラチナが出てきたことで、わざわざJCB ザ・クラスを持つメリットを感じない人もいるかと思います。特にコンシェルジュデスクは、一応プラチナとクラスで分かれているようですが、デスクの能力が高いとは言えないと感じます。また、JCBのブランドの問題点になりますが海外での利用も考えた際にこれ一枚では不便を感じたため、結局サブカードは手放せない状態になっています。

Hさん|20代男性
サービス業の会社員

デメリットとしては、あまり還元率が高くないことだと思います。還元率は0.5%なのですが、クレジットカードによっては還元率1%以上のものもあるので、そういったカードに比べると劣っていると思っています。カードをたくさん利用して、ポイントをたくさん貯めたいといった方にはあまりおすすめできないかもしれません。しかし、キャンペーンなどに参加すればある程度ポイントも貯められます。

E.Uさん|20代女性
医療関係の自営業

コンシェルジュサービスがメールに対応していないことがデメリットです。手配してもらった店の内容をメールで送信するサービスが用意されていないので、いざというときや、今どきなのにメールに対応していないというのはとても不便な点です。

8,「JCB ザ・クラス」の基本スペックと魅力

「JCB ザ・クラス」のスペックを整理すると、以下のようになる。
 

国際ブランド JCB
年会費 5万円(税別)
※家族カード8枚まで年会費無料
入会資格 インビテーション(招待)が必要
入会資格詳細 30歳以上、年収500万円以上が目安
ポイントサービス Oki Dokiポイント
通常ポイント還元率 0.5%
空港ラウンジ プライオリティ・パス
(世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジ無料)
主な特典・サービス ・2名以上の予約でコースメニュー1名無料
・JCB Lounge 京都
・東京ディズニーランド/シー専用ラウンジ
・USJ専用ラウンジ
・海外最高級ホテル優待
・毎年2万~2万5,000円相当のプレゼント
付帯保険 ・海外・国内最高1億円の旅行傷害保険
(海外は家族特約付き)
・4万円限度の航空機遅延保険
・年間500万円限度のショッピング保険
・最高1億円のゴルファー保険

「JCBザ・クラス」の情報はJCB公式サイトにないため、あくまで口コミ情報であることに留意してもらいたい。とはいえ、ここで紹介した内容から、このカードが年会費相当か、それ以上に充実した特典・サービスを提供していることがわかってもらえただろう。

特にディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、このカードの会員しか利用できないラウンジに入れるなど特別な体験ができる。その意味では、人によっては唯一無二の1枚となるだろう。

まずは「JCB」のステータスカードの情報を見る(公式サイト)
>>>「JCBゴールド」はこちら

>>>「JCBプラチナ」はこちら
 
 

モリソウイチロウ
執筆・モリソウイチロウ
「ZUU online」をはじめ、さまざまな金融・経済専門サイトに寄稿。特にクレジットカードに詳しく、専門サイトでの執筆も行っている。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、企業広報サイトなどに編集・ライターとして関わってきた経験を持つ。
「ZUU online」をはじめ、さまざまな金融・経済専門サイトに寄稿。特にクレジットカードに詳しく、専門サイトでの執筆も行っている。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、企業広報サイトなどに編集・ライターとして関わってきた経験を持つ。

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