■ やはり出てきた「アシスタント」
さて、話を戻します。偽北尾氏を友達追加すると、早速メッセージが送られてきました。名前のヒアリングなど、少し会話をしていきます。

そもそもですが、SBIの社長が広告出して投資やらの勧誘を「個人」でしている事自体あり得ません。そこまで暇じゃないはずです。
しかし、その後すぐにアシスタントと名乗る人物から、突然コンタクトが届き、今後はアシスタントと話す流れになりました。今更感はありますが、偽北尾氏は「忙しい」とのこと。

そして次に紹介されたのが、「山本」という人物。設定としては「偽北尾氏」と共同で無料の投資グループを立ち上げた人物だそうです。なお、言うまでも無く「共同運営者」が出てくる流れも、従来と同じ。

また、話によると、山本先生とやらを友達登録すると、LINEグループに招待してくれるとのこと。ここでもホイホイ指示に従います。

■ 投資グループラインに誘われる
追加が終わると、とりあえずグループに招待されるのを待ちます。なんだかんだ言って、やはりここまで手間もかかるし、見知らぬLINE友達をボコボコ追加されるのは、非常にリスキー。潜入調査でなければ、絶対にやりたくありません。
そうこうしていると山本先生からメッセージが届き、色々話を聞かれました。またかよ……正直ダルくなってきました。

そして、いよいよ問題の投資グループLINEへと誘導されました。加入成功。

グループでは「それっぽい話」が活発に行われていました。なお、詐欺広告からの流れで変なLINEグループに入れられるのも、従来手口と全く同じです。ちなみに会話が活発なのは、サクラがまじっているからです。
内容はさておき、とりあえず「投資」について「~があがる」とか「期待できる」などの話をしている模様。とにかく活発な意見が多く、通知もひっきりなしにバンバンくるので、かなりうっとうしいのですが、何かすぐさま勧誘されるということはなさそうです。