渓流釣りの面白さと奥深さを体感

支流での釣りを終えて、今度は里川へ移動。数本の支流がこの里川へ流れ込んでいることもあり、まずまずの水量だった。釣れそうな雰囲気がかなりする。ここでは深場で目視できるほどのイワナやヤマメが溜まっているポイントを発見。

しかし、ミノーやスプーン、スピナーで攻めるもノーバイト。追ってはくるものの、最終的に口を使わず。しかし、水溜まりのような場所へダメ元でミノーをキャストすると、一発でイワナが食ってきたりと、渓流釣りの不思議で面白い一面を実感した。

最終釣果

結局、支流域と里川で6匹のイワナをキャッチして終了。最大で20cmだった。数、サイズ共に今回は満足する釣行ではなかったが、渓流一年生だった三年前に比べるとしっかり釣れるようになってきたことから、釣行を重ねることで成長を感じている今日この頃である。

釣りの締めは最高の雰囲気の中で手作り弁当を頬張り、ストップフィッシング。渓流の音、高い山々に囲まれた空間、新緑の匂い、動物の足跡など非日常的な雰囲気をダイレクトに感じられるのも渓流釣りの魅力の一つだ。

6月も渓流釣りを楽しむ予定

渓流解禁からまだ3回しか行けていないのが残念で仕方ないが、6月からは筆者が通う千代川水系でブラウントラウトダービーなるものが始まる。詳しくは漁協のHPをチェックしていただきたい。

まだ釣ったことがないブラウントラウトも釣ってみたいし、日本古来の釣りであるテンカラにも挑戦したいと思っている。シーズン終了まで何回行けるか分からないが、今シーズンも心ゆくまで渓流と山を楽しもうと思っている。

ただ、渓谷は熊が出る恐れもある。下記のような爪痕を発見した場合は、近くに熊が生息している可能性もあるため、すぐに釣りを中止してその場を離れることを心がけたい。

千代川水系で渓流ルアーフィッシング【鳥取】20cmのイワナを筆頭に6匹キャッチ熊の爪痕を見つけたらその場を離れること(提供:TSURINEWSライター・落合浩大)

<落合浩大/TSURINEWSライター>