先週歩いた鎌倉・江ノ電沿線。今回はその最終回です。

最初にこの写真。私は何駅にいるでしょう。この写真だけでどこかがわかる人は、鉄オタか江ノ電に乗り慣れている人です。

答えはこちら、腰越駅。腰越駅はホームの両側に踏切があってホームの長さに限界があり、4両編成の場合、最後尾の車両がホームに入りきらずドアが開きません。

腰越駅から江ノ島駅までのひと区間、江ノ電は路面電車となって車とともに道路の中央部を走ります。明治39年にこの区間が開業して以来変わらない光景です。なお、手前に写る橋は日本で唯一、車両と鉄道が同一平面を利用する鉄道道路併用橋です。かつては名鉄犬山線の犬山遊園から新鵜沼の間にも存在しましたが今は別々に切り分けられています。

それにしても腰越駅、向かいに建つ建物との間が近い。電車はまるで車庫に入るかのように駅に滑り込んでいきます。

少し南に歩を進めれば腰越海岸。江ノ島を目の前に見ながら海岸で週末を過ごす家族の姿が見えます。

腰越海岸の東にあるこんもりした山は小動(こゆるぎ)岬。周辺の腰越漁港は鎌倉名物のシラスが主要な特産品で、この周辺では生シラスが食べられる店が多くあります。わたしも大好きです♪