引き続き神奈川県鎌倉市を旅しています。久しぶりの乗車になった私の大好きな江ノ電。

前回は江ノ電を長谷駅で降り、極楽寺駅まで歩いた様子を記事に書きましたが、今回は極楽寺駅から歩をさらに西に進め稲村ケ崎駅方面に向かいます。

極楽寺駅から江ノ電の線路に沿ってしばらく進むと、お客さんの乗っていない電車が停車しています。ここは江ノ電極楽寺検車区。江ノ電唯一の車両基地で、すべての電車はここで検査を受けています。

この車両も整備員に誘導されてゆっくり車庫に入っていきました。

この辺りの江ノ電に沿った道路は柵も何にもないむき出しの状態。他ではなかなか見られない光景です。線路の向こうに民家があり、その前に自宅に出入りする専用の「勝手踏切」があります。江ノ電にはこのような踏切が89か所あるそうで、家の門の前が線路といった家も珍しくありません。

少ない平地を有効に活用した結果ですが、少なからず事故もあるようで江ノ電としては頭の痛い問題です。今新しく家を作る際に勝手踏切を新たに設置することは認められていません。