230以上の国と地域で身分証明ソリューションを提供
2015年にエストニアで設立されたVeriffは「自分であること」を最も重要な個人資産とし、積極的にその保護を行なうスタートアップだ。デジタルに透明性をもたらし、誰もが安全に利用できるオンライン環境の創造に尽力している。2022年に行ったシリーズC調達により、エストニアで9番目のユニコーン企業となった。
現在、世界230以上の国と地域で幅広い身分証明ソリューションを提供するVeriff。今回発表の年齢測定ツール以外にも身分証明やKYC、生体認証などのサービスでもAIを活用している。人間のフィードバックや知見、専門知識で強化された学習をAIによる自動化と組み合わせた先進技術を軸とする。2024年の3月には、DigitalOceanの元COOであるJeffrey Guy氏の代表取締役兼COO就任を発表。オンライン詐欺の脅威によって増加するID認証需要に対応していくとしている。
(文・せな)