歌手で女優のバーブラ・ストライサンドは17日、自身のSNSでニューヨークポスト紙を名指し「バイデンに関する嘘を刷っている。他のメディアは偽情報を拡散すべきではない」と厳しく非難した。
バーブラは、15日にロサンゼルスで開催された大統領選のファンドレイジングイベントにも出席しており、熱心な民主党支持者として知られる。昨年11月、トランプ氏が再選すれば、英国に移住すると公言している。
「嘘」の具体的な内容については触れていないが、ポスト紙は13日、イタリアで開催されたG7サミットで、バイデン氏が他国の首脳とスカイダイビングのデモンストレーションを観覧する動画とともに、「Meander in Chief」(蛇行する最高司令官)と揶揄するカバーストーリーを掲載した。
この報道に対し、ホワイトハウスの副報道官アンドリュー・ベイツ氏は、動画は「人為的に狭いフレーム」でトリミングされたものだと指摘。「マードックのメディアは、大統領の記録から目を逸らすことに必死で、ただ嘘をついている」と批判していた。