ネットには面白そうな記事や欲しいものがあふれ、SNSには動画など多くの気になる投稿がある。だが関心のそそられるコンテンツを発見したとき、そのままじっくり目を通すことはなかなかできなかったりする。
後でチェックしようと思っていたが探し出せなかった、という経験がある人に紹介したいのが、5月にリリースされたばかりの米国発のアプリ「Plinky」。同アプリはX(旧ツイッター)の元エンジニアが開発したもので、あらゆるプラットフォームやアプリ上のリンクを一括管理し、フォルダやタグ付けで整頓して保存することができる。
気になるものを何でも集約
よく閲覧するウェブページのURLを控えておくために、「ブックマーク機能」を使っている人は多いだろう。また、アプリなどではコンテンツを「お気に入り」に登録することで、後で簡単に見返せるようになる。
見逃しや放置もなくなる
たとえば、通勤電車の中でスマホをいじっていて、気になる動画や商品を見つけたとする。動画を最初から最後まで閲覧したいが時間がない、商品の詳細を後でじっくり見たいというとき、Plinkyにリンクを集めておくことで休み時間や帰宅後に逃すことなくチェックできる。
目当てのページやコンテンツを一箇所に集約できるため、複数のアプリやウェブブラウザでそれぞれ管理する必要がない。また、ブックマークをつけておいたことを忘れてそのまま放置、ということも減りそうだ。コピペ不要、アイコンをタップするだけ
使い勝手がどんなものか、筆者はiPhoneにPlinkyをダウンロードして試してみた。アプリのダウンロード後は、気になるページの「共有」ボタンをタップすると、メッセージやメール、LINE、ノート、AirDropなどと共にPlinkyが表示されるようになる。
リンクを保存するにはPlinkyのアイコンをタップするだけ。ニュース、レシピ、動画、Xの投稿など、気になるものを手当たり次第Plinkyに保存。リンクをコピー&ペーストする必要がなく、操作は至ってシンプルだ。
その後、Plinkyのアプリを開くと、保存したリンクのコンテンツがずらりと並んでいた。リンクのアドレスだけではなく、保存したページのロゴやタイトル、そのコンテンツの写真なども一緒に表示されるため、内容を一目で把握できる。
そしてアクセスしたいものをタップすると、そのページにとぶ。閲覧が終わって左上にある終了のボタンをタップするとPlinkyに戻り、別のコンテンツをタップすると、そのページにスムーズにとべる。この操作を繰り返して、保存したリンクのページを効率よく回ることができた。