積水ハウス、不自然な動き
10日付「朝日新聞」記事によれば、積水ハウスは5月、天空率に関する建築計画の変更を東京都に届け出て認められていたという。
「これは非常に不自然だと感じます。完成した建物の天空率が着工前に届け出ていた内容と異なると、建物を取り壊さなければならなくなるので、変更する場合は着工前に届け出る必要があります。例えば、工事が進むなかで届け出の内容とズレていることが判明し、自治体の担当者に内々で相談しており、『数値が確定した段階で変更の届け出をしてくださいね』というかたちで握っていたという可能性は考えられなくはない。ただ、基本的には設計書どおりに建設するので、かなりイレギュラーです」(建設会社社員)
市議会で永見市長は「周辺地域は再び解体工事に直面することになり影響が必ずある」と懸念を示している。解体はリスクが大きな作業なのか。
「建物の建設は下から上に順繰り作業を進めていけばよいですが、解体は『ここを壊すと、どこにどういう影響が出るのか』を予測しにくい面があり、倒壊するリスクもゼロではないため、建設よりリスクは高いかもしれません。現場周辺に埃が飛散したり、道路に瓦礫が漏れ出て事故が起きる危険もあります」(建設会社社員)
(文=Business Journal編集部)
提供元・Business Journal
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