SHEINの商品を日本から購入したいときの注意点

先ほども述べた通り、日本国内でのSHEINの利用者数は既にZOZOTOWNを越えています。一方でZOZOTOWNが国内外の有名ブランドの製品を多く取り扱うのに対し、SHEINはそうではない点には注意が必要です。

EUや米国では規制が進みつつあるサービスであることに留意し、どうしてもSHEINで購入したい場合、最低でも以下の4点をチェックしたうえで購入することをおすすめします。

【1】サイズ感や素材はレビューをチェック

個別の製品のサイズ感や素材、品質などについては、アイテム購入者のレビューを参考にしましょう。「予想外に小さかった」といったことを避けることができます。 慎重にレビューをチェックしたうえで「もしも写真の印象と異なるような品質であったとしても、この価格帯であれば構わない」と判断できたものを買うと良いでしょう。

EUや米国によるSHEINの規制が強化!日本からでもまだ購入できるの?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

【2】返品できるかどうか

基本的には、購入日から40日以内で条件が未使用などの条件が揃っていれば返品可能ですが、アクセサリーやイベントやパーティー用品、ファッション小物などは返品の対象外です。

またアイテムによっては、あらかじめ返品不可として販売されているものがあるため、注意が必要です。初回のみ返品送料は無料ですが、2回目以降は1,200円の送料が返金額から差し引かれます。

【3】送料と支払い方法

2024年5月時点では、送料は一律500円、2,000円以上の買い物なら送料無料です。

支払い方法は、PayPay、各種クレジットカードやコンビニ払い、PayPal、あと払いが選択でき、支払い方法によって注意点や返品時の返金方法が異なるなど違いがあります。

【4】到着までの日数

SHEINの商品は中国からの出荷のため、到着までにはおおよそ1~2週間かかると考えておくとよいでしょう。

現在お急ぎ便での取り扱いのみではありますが、それでも注文の処理に1~3日ほど要するため、最短でも5日程度かかります。

SHEINは今後どうなる?

EUや米国におけるSHEINに対する規制の議論はまだまだ始まったばかりです。SHEINの今後を占うには、同じく中国発祥のサービスであるTikTokの規制の現状が参考になるでしょう。

米国連邦議会上院では2024年4月23日、TikTokの規制法案を可決。企業及びサービスが適切に分割される見込みがない場合は、法案成立から270日後に、米国内でのアプリ・サービスの提供や更新などが禁止されることとなりました。もっともTikTok運営側は法廷で争う構えも見せており、議論は長期化しそうです。

SHEINは2024年5月現在では偽造品の問題が取りざたされるケースが多く、TikTokの問題と一概にイコールにはできませんが、中国発祥のサービスを「米国内でのアプリ・サービスの提供禁止する」法案が実際に可決された前例がひとつできたことのインパクトは大きいです。

偽造品に対する罰金の強化や広告禁止、関税強化に留まらない規制が今後、世界的に進む可能性もゼロでは無さそうです。

※サムネイル画像は(Image:「SHEIN」公式サイトより引用)

文・***/提供元・オトナライフ

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