47cmクロダイをキャッチ

深く、重く、下へ下へと突き抜ける力強さ!竿は半月に曲がり、穂先から糸が右へ左へ。沈みブロックが気になりハラハラドキドキです。極力走られないようリールの縁を押さえながら、タックルを信じてのガチンコ対決。徐々に間合いを詰め、空気を吸わせればこっちのものと、浮いてきたクロダイを慎重に寄せネットイン。見ればなかなかの良型です。

木曽三川での前打ち釣りで47cm&46cm良型クロダイ2枚キャッチ 岩カニエサにヒット木曽三川で良型クロダイ手中(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

測ってみれば47cm。産卵明けとおぼしき少々傷み気味の魚体でしたが、そうとは思えぬものすごいファイトを体感できました。写真を撮り、感謝をしてリリースします。

46cmを追加

この日の潮回りは大潮。みるみる潮位も上がり、逆流で渦を巻く。流れの変化を見極めながら打ち続けますが、その後もカニが潰されたり、知らない間に無くなっていたり。

木曽三川での前打ち釣りで47cm&46cm良型クロダイ2枚キャッチ 岩カニエサにヒット良型クロダイを連続ヒット(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

そして穂先の不自然な動きからの聞き合わせで2枚目をキャッチ!こちらもスゴい力でファイトを堪能、46cmの良型をゲットです。

親切なルアーマンと交流

久しぶりに2枚のデカチヌをゲットして気分上々!近くで見ていたルアーマンさんが声をかけてきて写真を撮ってくれました。

このルアーマンさんはとても感じが良く、写真を撮り終わって「僕らはシーバスなんですが、この近くで釣りしてもいいですか?」そう尋ねられました。もちろんこちらは快諾。

昨今は釣師のマナー問題がよく取り上げられますが、親切な方も多いです。お互いに気分よく釣りをしたいですよね。

カニを使い切り納竿

潮止まりの手前にて、エサがなくなり納竿。いつもカニ10匹勝負と決めての釣行で大抵残るのですが、今回は10匹全て使いきり、根掛かりロストもありましたが活性の高さが感じられました。

いよいよ盛期突入を感じられた今回の釣行、今後の条件次第では大釣りの期待もできそうです。繊細なアタリとパワフルなファイト、良型いぶし銀の魅力を改めて堪能することができました。

<かにおけ/TSURINEWSライター>