■メタリック系ボディスーツに身を包んだ高身長エイリアン
信じられない光景を目の当たりにしたイグレシアスだったが、恐怖よりも好奇心が勝った。
同じ日の午後11時15分、イグレシアスは未明にUFOを目撃した場所へ行ってみたのだった。するとイグレシアスは今度は3機のUFOが停まっているのを目撃する。そして今回もまた運転していたトラックのエンジンが止まり、ヘッドライトも消えたのだった。
4体のエイリアンがいたのだが、そのうちの2体がイグレシアスの存在に気づいたようでこちらに向かって来るのだった。イグレシアスは慌てて車から飛び出して全速力で逃げ、2キロほど離れた地点の溝の中に隠れた。
エイリアンは深く追ってはこず、しばらく身を潜めていたイグレシアスは、少しずつ彼らに近づきその様子を窺った。
彼らは長い棒状の道具を使って何か地面を調べているかのような作業を行っていた。近くで見ると彼らは金属の輝きを放つぴったりとしたボディスーツを着ていたという。そしてしばらくすると彼らはそれぞれの船内に戻り、3機のUFOは飛び去っていったのだった。
そしてこの一件を含むスペインでのUFO目撃事件に並々ならぬ関心を寄せていたのが当時のアメリカだ。それというのも、スペインで直近の10カ月の間、28ものUFOとエイリアンの目撃談が報告されていたのだ。
アメリカ国防情報局のアナリストは、この年からスペインのUFOとエイリアンの目撃情報をまとめてレポートにし、欧州軍および「関心のある当事者」に報告している。
マキシ・イグレシアスは、この事件後にアメリカ当局がUFOの着陸地点を分析するために現場を訪れたと主張し、彼らは「NASA」であったと地元メディアに話している。
何年もの間、イグレシアスは嘲笑の対象になっていた側面もあったのだが、今ではこうしてアメリカ当局が実際に事件を調べていたことが機密文書の公開で明らかになったのだ。めでたく汚名を晴らしたイグレシアスだが、この時期のスペインにいったい何が起こっていたのか。真相解明の糸口が見つかることを期待したい。
参考:「UFO Sightings Hotspot」、ほか
※当記事は2020年の記事を再編集して掲載しています。
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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