こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
大分県に訪問の際はぜひ行きたいとずっと思っていた大分市にある高崎山(たかさきやま)自然動物園。名称は高崎山自然動物園ですが、動物はニホンザルしかいません...。野生のサルをまぢかに見ることができる施設として全国的に有名。しかし高崎山というくらいだから広い山の中でおサルさんにはなかなか出会えないのかと思っていましたが、おサルさんから山を下りて人間に会いに来てくれるのです(来ないこともあるそうですが...)。それではおサルの高崎山へ行ってみましょう!
高崎山自然動物園の基本情報
- 所在地:大分県大分市神崎3098-1
- 営業時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)※GW、お盆は変更になる場合あり
- 定休日:なし ※年に数日、臨時休園する場合あり
- 入園料金:大人520円、高校生520円、小・中学生260円 ※大分市内の小・中学生は無料
- 駐車料金(前払い制):
【第1・2駐車場】普通車・軽自動車:420円(二輪車は無料) ※利用時間は8:30~17:30
【第3駐車場】普通車・軽自動車:420円 ※利用時間は8:30~17:00 - 餌付けタイム:小麦のエサは毎時0分と30分の30分間隔、芋のエサは1日1~2回
- チャレンジコーナー:おサルさんの実験コーナー 毎日14:40から実施
- アクセス:大分駅からバスで25分、別府駅からバスで15分、大分ICから車で25分、別府ICから車で25分
高崎山の歴史
『高崎山は標高628mのトロイデ(鐘状火山)で、その名は別府湾に面して「高き山の出埼(でさき)」となっている山容にちなんだものといわれ、都市近郊におけるニホンザルの生息地(国指定天然記念物)として全国に知られています。
また、高崎山は中世、豊後国(ぶんごのくに)の守護として君臨した大友氏の詰め城・高崎(山)城が山頂部に築かれた山でもあります。この山城は14世紀の半ば・南北朝時代の頃に築かれ、九州の北朝方の拠点として、幾度となく攻め寄せて来た肥後・菊池氏を中心とする南朝勢の攻撃に耐え抜きました。
16世紀に入ると、大友家臣・朽網(くたみ)氏の反乱党がたてこもったほか、1586年島津氏の豊後侵入に際して、大友義統(宗麟の子)が府内(大分)から退却の途中にここに入城しています。山城のなごりは、主郭などの曲輪や土塁のほか、のろし台とも推定される遺構が山頂部に、また南側山腹には竪堀が残されており、かつての高崎城の姿をしのぶことができます。(看板より引用)』