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ロイヤル・エジンバラ・ミリタリー・タトゥー
エジンバラ国際ブック・フェスティバル
ロイヤル・エジンバラ・ミリタリー・タトゥー
開催期間:2024年8月2日~8月24日
毎年エジンバラの夏に開催されるイベントの1つが「ザ・ロイヤル・エジンバラ・ミリタリー・タトゥー」です。1950年から始まった軍の音楽隊やその演奏によるショーで、エジンバラ城入り口前のエスプラナード広場に設置された会場で期間中毎晩開催されます。
第二次世界大戦以降の復興期に、国民を元気づけるべくスコットランドとイングランドの連隊が公演を行ったのをきっかけにスタートしたそうです。
スコットランドの伝統衣装のタータンのキルトを着た各国の軍楽隊が、バクパイプを弾きながらパレードするショーは、まさにエジンバラに来たという感じです。
年々ショーが華やかにアップグレードされ、今はショーの最後にはエジンバラ城を背景に花火が打ち上げられます。 花火の他にも、背景となるエジンバラ城のプロジェクションマッピングのライトアップも楽しめます。
座席数は8,800席、平均で毎年22万人が訪れ、毎年毎晩チケットが売り切れる人気のショーです。
なぜ「タトゥー」というと「刺青(tattoo)」というのかなと思いませんか? 実は、こちらの意味は「軍隊の帰営ラッパ」のことだそうです。ここからミリタリー・タトゥー(Military Tattoo)は軍楽隊行進となったそうです。
チケットはオンライン、電話、またはボックスオフィスで購入できます。
The Royal Edinburgh Military Tattoo
- 住所:The Tattoo Office, 1-2 Cockburn Street, Edinburgh EH1 1QB
- 公式サイト:The Royal Edinburgh Military Tattoo
- ボックスオフィス電話:+44(0)131 225 1188
エジンバラ国際ブック・フェスティバル
開催期間:2024年8月10日~8月25日
1983年に始まったエジンバラ国際ブックフェスティバルは、来訪者が25万人を超える世界最大の本の祭典です。
国際的な作家、詩人、劇作家、イラストレーター、歴史家、哲学者による講演や朗読、サイン会など、作家と読者が関わることのできる文学祭です。 その他にも執筆ワークショップ、教育イベント、パネルディスカッションもあります。また子ども向けのイベントもあります。
1983年に始まったブックフェスティバルは年々大きくなっていて、2016年には、55か国以上から800人を超える作家が参加しました。
エジンバラは2004年にUNESCOの文学都市に認定された最初の都市です。文学都市らしいイベントです。
エジンバラでハリーポッターを執筆したとして有名な英国作家のJK・ローリングは2004年、現在はイギリス国籍のノーベル賞作家、カズオ・イシグロは2005年、イギリスでも人気のある日本の村上春樹は2014年に参加しています。(敬称略)
コロナ禍前の2019年までは、エジンバラの中心部にある世界で一番美しいと名高いジョージアン広場のシャーロットスクエアで毎年開催されていましたが、2021年からエジンバラ大学の文学部キャンパスに移りました。
2024年はエジンバラ大学内のEdinburgh Futures Instituteで開催されることが発表されています。2024年のプログラムは6月4日(火)公開です。
チケットはオンライン、または電話 、ボックスオフィスで購入できます。
Edinburgh International Book Festival
- 住所:Edinburgh Futures Institute, 1 Lauriston Pl, Edinburgh EH3 9EF
- 公式サイト:Edinburgh International Book Festival
- ボックスオフィス電話:+44(0)345 373 5888