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2024/06/04
交通事故の賠償に満足できた割合は4割未満と判明!自身が交通事故被害に遭った300名を対象に事故後の処理実態を調査
まず、18歳以上の男女3,000人を対象として、「自身もしくは家族が交通事故に巻き込まれたことがありますか?」と質問したところ、54.2%にあたる1,627人が「一度もない」と回答。残りの45.8%は、自身もしくは家族が、交通事故において加害者もしくは被害者として当事者になった経験があるようです。
また、交通事故の経験がある方1,373人を対象として、「事故があったときの事故後処理は誰に相談・お願いしましたか?」と質問したところ、「自分が加入している保険会社」と回答した方が857人であり、次点の「相手方が加入している保険会社」と回答した方501人と比較して、非常に多い結果となりました。
他方で、専門家である「弁護士」と回答した方は84人、「公的機関(日弁連交通事故相談センターなど)」と回答した方は47人に留まり、交通事故において弁護士の必要性を感じている人が少ないことがわかります。
被害者の7割は補償されたが満足しているのは4割に留まる
続いて、自身が交通事故の被害者となった経験がある方の内、無作為に選定した300人を対象として「損害賠償や治療費などの金銭的な補償はしてもらえましたか?」と質問したところ、69.7%の方が「もらえた」と回答しました。
さらに、金銭的な補償をしてもらえた方209人を対象として「賠償金額に満足していますか?」と質問したところ、「とても満足している」、「やや満足している」と回答した方は合計でも39.2%に留まりました。
「どちらともいえない」と回答した方が最も多い41.6%である一方、「あまり満足していない」、「まったく満足していない」と回答した方は合計で19.2%となり、誰しもが補償内容に納得できているわけではないことがわかります。
損害賠償や治療費は10万円未満が最多で最高額は約3,000万円
続いて、前述の質問で金銭的な補償をしてもらえたと回答した209人を対象として、補償された賠償金額について質問したところ、「10万円未満」と回答した方が34.4%であり最多となりました。
また、「10万円〜30万円未満」と回答した方以降も、金額が増えるごとに割合は減っていき、100万円以上の補償を受けられた方は12.9%に留まっていることがわかります。
さらに、300万円以上と回答された方に対して、おおよその金額を伺ったところ、最高額では3,000万円と回答した方がいました。後遺症が残ったり、重症であったりした場合には、補償額も高額になるようです。
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