具体的な賠償額や事故後処理中に起きたトラブルとは

株式会社アシロ(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:中山博登、東証グロース市場 証券コード:7378)は、交通事故の相談・対応を得意とする弁護士・法律事務所を検索できるポータルサイト「ベンナビ交通事故」にて、自身が交通事故被害に遭ったことがある方300人を対象として、アンケートによる調査を実施いたしました。

アンケート詳細はこちら: https://jico-pro.com/columns/421/

交通事故の賠償に満足できた割合は4割未満と判明!自身が交通事故被害に遭った300名を対象に事故後の処理実態を調査

全国の都道府県警察からの報告による統計(※1)では、令和5年(2023年)の交通事故件数は、307,930件、死傷者数の合計は368,273人となりました。またこれらの数値は、人が負傷した交通事故である「人身事故」のみを集計した数値であるため、物に対する損害のみである「物損事故」を含めると、さらに多くの交通事故が発生していると考えられます。

交通事故被害に遭った際、被害者は加害者から治療費や受けた損害の補償を受けることになりますが、実態として満足できる補償を受けられているのでしょうか。

そこで「ベンナビ交通事故」が主体となり、自分自身が交通事故被害に遭ったことがある方300人を対象に、交通事故被害後についてアンケート調査を実施しました。

「ベンナビ交通事故」では、今後もこうした調査を実施することで、交通事故被害に遭われた方が泣き寝入りせず、1人でも多くの方が納得できる選択肢をとれるような情報を発信してまいります。

※1 令和5年 道路の交通に関する統計 交通事故の発生状況|政府統計の総合窓口 e-Stat
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00130002&tstat=000001027457&cycle=7&year=20230&month=0&tclass1val=0

<当調査の利用に関して>

1.当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:ベンナビ交通事故(株式会社アシロ)」の表記をお願いいたします。

2.出典元として下記ページへのリンクをお願いいたします。

https://jico-pro.com/columns/421/

<調査の実施概要>

【初期調査】

調査対象:  18歳以上の男女3,000人

年齢割合: 10代(100名)20代(500名)30代以上(30代~50代まで各年代600名並びに60代以上で600名)

調査方法: Freeasyを用いたインターネットリサーチ

調査日 : 2024年5月13日(月)

【本調査】

調査対象:  上記初期調査で自分自身が交通事故被害に遭ったことがあると回答した300人

年齢割合: 10代(2名)20代(26名)30代(50名)40代(70名)50代(79名)60代以上(73名)

調査方法: Freeasyを用いたインターネットリサーチ

調査日 : 2024年5月14日(火)

<調査サマリー> 

  • 45.8%は自身もしくは家族が交通事故を経験したことがある

  • 自身が交通事故被害に遭われた方のうち69.7%は金銭的補償を受けられている

  • 金銭的補償に対して満足している方は39.2%に留まる

  • 補償額として最も多いのは「10万円未満」で最高額は「3,000万円」

  • 18.7%は交通事故後の対応にあたってトラブルがあった

  • トラブルの内容は多種多様であるものの、回答者の半数以上は「加害者の謝罪がない」と回答しており、他には「加害者が賠償をせず、治療には自分の保険を使った」や「加害者に逃げられた」があった