京都初の「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」、歴史と現代の交差する中心市街地に誕生

東京建物株式会社は、京都市中京区において、「ヒルトン京都」(以下「本ホテル」)が竣工しましたので、お知らせします。2024年9月12日に開業することが決定し、ヒルトンのフラッグシップ・ブランドである「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」としては京都初進出となります。

本ホテルが位置する河原町三条は、老舗料理店等多くの店舗が軒を連ね、観光客や地域住民でにぎわう京都の中心市街地です。日本随一の観光都市である京都は、外資系ハイエンドホテルが不足しているとされており、好立地かつ全313室と大規模な本ホテルの供給により、京都の魅力のさらなる向上に貢献することを目指します。

東京建物は、本ホテルの他、「フォーシーズンズホテル大阪」(大阪市北区、2024年8月開業予定)などの開発に携わっており、外資系ハイエンドホテルの開発実績を積んできました。引き続き、デベロッパーとしてのノウハウを活用し、さまざまなタイプのホテルの開発・運用を行ってまいります。

「ヒルトン京都」竣工、2024年9月12日開業決定

ホテル外観 ※写真中央の建物

【本リリースの特徴】

・ 東京建物が開発する「ヒルトン京都」(全313室)が竣工。京都初進出の「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」ブランドとして9月12日開業。

・ 観光拠点として交通至便かつ多くの商店・飲食店が軒を連ねる河原町三条に立地し、京都における観光需要が特に高まる秋口に開業。

・ 京都の奥深い魅力と訪れるお客様を結びつけ、新たな発見や出会いを提供したいという意味を込めた「京都SYNAPSE(シナプス)」をコンセプトとし、「ORIMONO(織物)」をテーマとした建物・空間の設計により随所で京都らしさを表現。

コンセプトおよびデザインテーマについて

本ホテルの施設コンセプトである「京都SYNAPSE(シナプス)」には、歴史と現代、伝統や革新など、京都が持つさまざまな魅力とお客様を結び付け、新たな発見や出会いを提供したいという想いを込めました。このコンセプトは「ORIMONO(織物)」というデザインテーマとして施設の各部分に落とし込まれており、糸で紡がれた織物をイメージした空間となっています。内装デザインは、コンラッド大阪をはじめ数多くのラグジュアリーホテルのデザインを手掛ける有限会社橋本夕紀夫デザインスタジオが手掛けました。

建物の外観は縦横の線が重なったデザインで、客室の障子とあわせて奥行きのある印象を与えます。建物に入ると、5フロア吹き抜けの大空間に組みひもが編まれたようなデザインが施されたロビーカフェ&バーがお客様を迎えます。