転職活動をする際に提出を求められる「履歴書」。派遣で働いた期間の履歴書は書き方が特殊なので、実際に資料を作成する前に書き方や注意点を知っておきましょう。
本記事では、基本の書き方に加えて、パターンごとの履歴書の例文をご紹介します。よくある質問にも答えているので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事の内容をざっくり説明
- 派遣で働いた期間を履歴書に書く3STEP
- 3つのパターンに分けて履歴書の例文をご紹介
- 派遣で働いた期間の履歴書に関する質問に回答
派遣で働いた期間の履歴書を書く際のポイント
派遣で働いた期間を履歴書に書く場合、注意したいポイントが3つあります。
派遣で働いた期間の履歴書を書く際のポイント
- 短期の派遣内容は職務経歴書に書く
- 派遣期間で学べた内容やスキルが伝わるように書く
- 経歴に誤りがないように記載する
それぞれのポイントの詳細について解説します。
また、履歴書は、正確さとわかりやすさが大切です。その2点を特に意識しつつ、誠実さや自身のスキル・経験が伝わる丁寧な履歴書を作成しましょう。
短期の派遣内容は職務経歴書に書く
1日や1週間など、短期の派遣内容は職務経歴書に記載します。その際、内容は簡潔で構いません。「派遣元」「派遣先」に加えて、従事した業務内容を書きます。
短期間の派遣が多い場合は、「派遣先3社にて◯◯業務に従事」とまとめて記載しても構いません。
派遣期間で学べた内容やスキルが伝わるように書く
派遣の履歴書で大切なことは、どんな内容を学び、スキルを身につけたのかです。携わった業務と習得したスキルに関連があることを端的に説明しましょう。
例えば、資料作成のスキルがある場合は「営業事務として営業担当者をサポート。資料作成や各企業にあわせたセールスの準備などを担当」、経理としてのスキルがある場合は「経理部にて会計監査に向けた資料作成の準備や仕分け業務に従事」などと書きます。
経歴に誤りがないように記載する
派遣の履歴書にかかわらず、履歴書に記載する経歴には誤りがあってはなりません。意図的ではなくても、経歴詐称扱いになります。
適当に書いた内容の誤りを後から指摘されるとマイナスのイメージに繋がります。経歴に不安がある場合は、登録している派遣会社に確認しましょう。