さて24日の防衛大臣会見ですが、木原防衛大臣は、ぼくの「16式機動戦闘車にクーラーつけたら浜田大臣はC-2で運べなくなった、空幕はC-2の最大ペイロードは36トンといっている。であればクーラーは10トン以上なのか?」という質問に以下のように答えております。
A:公表している装備品の仕様ですね、スペックというのは、これは正しいものであります。そして、それをなかなか数字上の理屈が合わないという御指摘だと思いますが、その点については確認の必要があるかなと思います。
大防衛省、無敵皇軍自衛隊は誤りを犯さず、とおっしゃった後に何かあったら調べるわ、と言っています。どっちなんだい?
まあ建前を述べて後で問題になったときに備えての保険を掛けているような回答でした。これが正しいのでしょうか?
前段の大臣の言葉が正しいのであれば、16式にクーラー付けて重たくなったからC-2で運べなくなったのですから改良型16式の重量は36トンを超えたことになるでしょう。10トンのクーラーを搭載したIFV。。。(笑)
こんなことを言ってれば世界で物笑いですよ。
この改良にはリーフ内側に大日本印刷が開発した断熱材を追加したりしているので、クーラーだけの重さではないでしょう。クーラーを動かすにはエンジンの出力をあげるか、補助動力装置の追加もあったのではないでしょうか。そうでないと、実質的なエンジンに出力が食われてパワー不足になります。これらのシステムの合計重量が10トンを超えたことになります。
木原大臣、これを国会で証言できますか?