目次
【普通免許あり】普通二輪免許を取得するまでの流れ
【普通免許あり】バイクの免許取得にかかる費用と日数
【普通免許あり】普通二輪免許を取得するまでの流れ
教習所に入校した場合、普通二輪免許を取得するまでの流れは以下のとおりです。
【第1段階】
普通免許あり | 普通免許なし | |
学科 | 免除 | 9時限 |
技能 | 9時限 | 9時限 |
【第2段階】
普通免許あり | 普通免許なし | |
学科 | 1時限 | 16時限 |
技能 | 8時限 | 10時限 |
卒業前効果測定 | 免除 | あり |
普通免許を保有していると教習時間が短いため、スムーズに普通二輪免許を取得できます。
第2段階を修了した後の流れは、以下のとおりです。
- 卒業検定
- 教習所卒業証明発行
- 運転免許センターで本試験(適性検査や学科・技能試験)
- 普通自動二輪の免許発行
普通免許を保有し教習所を卒業している場合は、本試験の学科と技能が免除されます。
教習所の卒業証明を持参しないと、本試験の技能が免除にならない可能性もあるため、紛失しないよう注意しましょう。
【普通免許あり】バイクの免許取得にかかる費用と日数
普通自動車免許を持っている人がバイクの免許を取得する場合、「AT限定免許」のほうが、MT免許(一般的な免許)を取得するよりも教習時間(コマ数)が少なく、取得金額も安くなります。
以下、免許の種類別に、学科・技能などの教習料金、入学金や教材費、検定料金、事務手数料などを合わせた、目安となる金額をまとめました。
※教習所費用は教習所によって以下金額と異なります
小型:小型二輪限定(125cc以下)
種類 | 排気量 | 教習 最低コマ数 | 費用 |
---|---|---|---|
小型二輪免許 | 125cc以下 | 技能10+学科1(計11) | 76,000円~ |
AT小型限定免許 | 技能8+学科1(計9) | 68,000円~ |
小型二輪限定免許は、普通免許で合計11時間、AT限定免許でも合計9時間が最低ラインです。
2018年7月の道交法改正によって、1日に受けられる時限数の上限が引き上げられたため、普通免許をすでに所持している場合、最短2日で取得できるようになりました。
中型:普通二輪(400cc以下)
種類 | 排気量 | 教習 最低コマ数 | 費用 |
---|---|---|---|
普通二輪免許 | 400cc以下 | 技能17+学科1(計18) | 183,500円~ |
AT限定普通二輪免許 | 技能13+学科1(計14) | 168,000円~ |
普通二輪免許は、普通免許で合計18時間、AT限定免許で合計14時間が最低ラインです。そのため、合宿の場合は8泊9日で教習所を卒業できます。教習所に通う場合は9〜10日程度で卒業できるでしょう。
普通自動二輪免許(中型バイク免許)取得までの流れはこちらの記事で解説しています。
大型:大型二輪(無制限)
種類 | 排気量 | 教習 最低コマ数 | 費用 |
大型二輪免許 | 無制限 | 技能31+学科1(計32) | 160,000〜200,000円 |
AT限定大型二輪免許 | 無制限 | 技能9+学科0(計9) | 94,000〜122,000円 |
普通免許所持者は、13泊14日で合宿を卒業できます。教習所に通う場合は、16日〜30日程度です。
ただし、普通二輪免許を所持していないと、大型二輪の教習を受けられない教習所もあるため注意しましょう。
また、一般的には普通自動二輪を所持してから大型二輪を取得するケースが多く、技能教習が12時間なため6日程度で卒業できます。日数や費用などを考慮すると、普通二輪免許を取得してから、大型二輪へステップアップするとよいでしょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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