■このオーナー、完全にノリノリである
だが、中には看板に気づかず(気づいた上で強行突破気味に)入ってきたカップル客もいるのでは。また、カップルでなく「単なる友達」の男女の場合、セーフ判定を受けるのだろうか…?
これらの疑問をぶつけたところ、オーナーからは「ドアの真横に看板を置いていますので、皆さま看板の内容を確認のうえ、入店頂いております」との回答が。また、2人組が入店した際は軽いトーンで「カップルではないですか?」と確認しており、「単なる友達」や「職場の知り合い」といったケースは問題なく入店できるとのこと。
且つ仕事柄、多くの人々を目にしているため、オーナーには2人の仕草や会話のトーンなどを見て「カップルか否か」がジャッジが可能なレーダー的能力が備わっている模様。
そんなOathは、老若男女に愛される店舗で「バー入門編」として、いわゆる「バー初心者」からも愛好されている。こうした評判は口コミで広がったもので、同店では「あなたを幸せにする1杯のために」という粋なメッセージを掲げているのだ。
また、今回の「カップル入店拒否!」看板が大きなバズりを見せたことを大変喜んでいるようで、オーナーからは「ご投稿者さまには話題にして頂き、感謝申し上げます」という御礼のコメントが。
看板に注目した多数のXユーザーに対しては「あなたにも居場所がありますよ」と、これまた粋なコメントを寄せてくれたのだ。「1人で過ごすのが寂しい」と感じた夜は、ぜひOathに足を運んでみてほしい。
【店舗詳細】
「Bar Oath」
愛知県名古屋市中区千代田2丁目18-7
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
提供元・Sirabee
【関連記事】
・サイゼリヤ、ミラノ風ドリアに”異変” 「こんな形だった?」ネットで驚きの声続出
・「お店に並んだチョコ」のはずなのに… ある世代は別モノにしか見えないと話題
・アクシデント発生したスーパー、入り口を見ると… 全て解決する「ユルさ」があった
・30代女性の6割がバスタオルは毎回洗濯 「そんなに汚れない」との意見も
・注文通り真っ赤な商品を提供したマックが後悔 購入者に「ご連絡を」と呼び掛け