3月2日の夜は5度以下と寒い中、大分県佐伯市へアカカマスを狙いに行ってきた。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 徳永拓馬)
カマス狙いのルアー釣り
大分県は3年ぶりの釣行で2回目とあって、情報が何もないところからのスタート。SNSを駆け巡りカマスが上がっているという情報をもとに、ポイントを何か所かピックアップ。
現地へ到着後は、釣具店にて氷の調達と、情報をうかがい事前に調べていた内容と照らし合わせる。さらにポイントを絞り、常夜灯のある港へエントリーした。水質はとてもクリアでベイトも豊富。黒潮の影響もあるだろうがベイトに関してとても濃い。
テンションが上がり今回のターゲットであるアカカマスを狙うべく準備したタックルは、アジングタックルを使いジグ単で攻めていく。しかし、釣れるのは小型のメバルのみ。すぐさま次のポイントへ移動。しかし、爆風のためまたもや移動。
風裏を探してポイントへ入る。地元の人がいたので話しかけ聞き取り調査。アカカマスの情報を親切に教えていただいた。話の中で最近釣り人のマナーが悪くゴミを捨てて帰る人や、釣れた魚を港に放置している人などがまだ見かけることがあるとのこと。実際に港の常夜灯が消えているところも多くあり、釣り禁止の場所も増えている。こんなにいい環境の釣り場を守るためにも、ひとりでも多くの人に意識してもらいたいと思う。
30cm級アカカマス好ヒット
話がそれてしまったが、この人との出会いが今回の釣行に大きな分岐点となった。まったく情報になかったポイントを手に入れ現地へと入る。まずはゴミ拾いから始め、アジングロッドを片手にジグ単(アジスタ1.75g)にワーム(ペケリング光る消しゴム)を常夜灯の明暗へ投げるとすぐさまヒット。
上がってきたのは30cmほどのアカカマスだ。活性が高く毎投のようにアタる。渋くなるとワーム(ペケリングステルスグリーン)のカラーを替えると、またヒットする。アベレージサイズは25~35cmで引きも楽しくゲーム性の高い面白い釣行となった。

ただ、アカカマスは刃が鋭くラインを何回も切られてしまった。釣行の際は、太いラインを使い長めにとっておくと効率よく結び直しの時間も減るだろう。釣り上げた際には、歯に触らないように必ずフィッシング挟みで魚をつかみ、ハリは素手で取らないようにしてもらいたい。