Zさん初めての船上干し
今回のスルメイカ釣りは、Zさん初めてだらけです(笑)。今回は船上干しも、挑戦し無事20枚の船上干しを完成させましたが……「酔った」と一言(笑)。東京湾とか相模湾では、夏の風物詩ですが、富山では冬でも船上干しをやります。
船に干されたイカは圧巻!意外と乾燥しないかなと思いましたが、この時期でも全く問題なく完成し、触ると粘りが凄い!一緒に何枚か重ねてジップロックに入れていましたが、粘りが強く、くっついて取れない状態です(笑)。
これを炙って、醬油マヨ・マヨ七味・マヨわさびや塩わさびで食べるのも自分は好きです。「プリップリッ」の身を楽しめるのでお勧めです。
ラスト1時間でブランコ仕掛けチェンジ
気分を変えようと、ブランコの仕掛けにチェンジして投入します。すると棚の10m上で糸がふけ、食い上げ状態に。即、電動をON!重さが明らかに1匹じゃない様子で、「ギュンッ、ギュンッ」と竿が絞り込まれ重みが乗ります。テンションを張りながらロッドキーパーに置き、巻き上げてきます。
ここで緩めてしまったりすると、カエシが付いていないイカのカンナ針。その為、イカが針から外れてしまう可能性があるので、注意が必要です。上げてくると、2匹なのですが……デカイ……。明らかにビール瓶サイズで、2匹目を下に落とした瞬間に、足にガブリッ……。明らかに興奮状態です。もし、手に嚙まれたらとおもうと……(笑)。
外そうと手で掴みますが、ぬめりと吸盤が、しっかりしがみついて……大変です。少し置いて、足を軽く振ると、簡単に外れ一安心です。
釣果&注意点
・スルメイカ合計173杯(船上干し20杯)
・ヤリイカ1杯
注意点はイカのサビキ釣りは、針数が多い点と仕掛けが長い為、取り扱いには十分に注意が必要です。オモリを投げる際、又は、仕掛けを入れる際など、手に針が刺さらないように気を付ける事と、オモリを投げる際や、回収等、他のお客さんに迷惑をかけないように、お願いします。
スルメイカの食味を堪能
天ぷらは船上干しをしたイカを使用します。サクサクでその身はプリプリ。噛んでいくと甘みが増してきます。塩わさびで頂きましたが、本ワサと塩は相性が本当に合います。本わさびの香りが鼻から抜け、塩味とイカの甘みがバランスよく口の中で広がります。釣りたての生イカでもよいですが、船上干し天もお勧めです。
<荒木清/TSURINEWSライター>