今年5~6月にM9.5の巨大地震と200m超の巨大津波が発生する? 自称未来人の予言は真実か与太話か
(画像=『TOCANA』より 引用)

――予言・ 滅亡研究家の白神じゅりこが古今東西の予言者の言葉を独自に解釈、不確実・不確定な未来を生き抜く知恵を授ける連載。地震や台風などあらゆる自然災害、紛争・戦争などの人災の発生、 重要人物の急死あるいは復活、政治的スキャンダル、 歴史的大事件などを科学的・経験的な予測を超越した“予言” を通して眺めていく。

 今回は、「2671年から来た未来人」について取り上げる。

 近年では、さまざまな年代から“自称未来人”がSNSに多数降臨し、我々に未来の出来事を伝えようとしている。

 なかでもTikTokで注目されている未来人の1人がEno Alaric氏(@radianttimetraveler)だ。この人物は「2671年から来た未来人」だと自称し、数々の予言めいた動画を公開してきた。筆者は今年1月にもその一部をトカナで紹介した。

過去記事:邪悪な宇宙人が地球を侵略、人類滅亡へ? 2671年から来た未来人の予言を考察 

 Eno Alaric氏の予言は下記のように多岐にわたる。

・2022年2月6日:10代の若者グループ4人が銀河に繋がるポータルを発見する。
・2022年11月22日:惑星が爆発し、その光に地球が何年も照らされる。
・2022年12月20日:M9.8の超巨大地震がマリアナ海溝に巨大な穴を開けて巨大生物を蘇らせる。
・2023年1月1日:バミューダ・トライアングルで旅客機が消える。
・2023年3月23日:非常に敵対的な宇宙人チャンピオンが、地球を襲来。生き残った約8000人が居住可能な別の惑星に移住させられる。

 どれも目を引く壮大な予言だが、今のところ実現したものはない。しかし、それでもこうした予言が注目を集め続けているのは、先行き不透明な混沌とした時代に人々が将来に対する不安を抱いているからかもしれない。

 今回はEno Alaric氏が公開した4月16日の予言を詳しく紹介したい。

■5~6月に大災害が立て続けに起こる?

 当該動画では「5月と6月」の両月に起こることが予言されている。

5月15日:高さ750フィート(228m)の津波が米国西海岸、主にサンフランシスコを襲う。それは数千億ドルの損害を引き起こし、何千もの家族が愛する人たちと別れを告げなければならない。

5月30日: 150件以上のUFO目撃があり、それらはすべて地球征服を計画している宇宙人のものだった。

6月12日:マグニチュード9.5の地震により、カリフォルニア州サンアンドレアスで深さ5マイル、幅1マイルの海溝ができた。

6月?日:体長75フィート(22.86m)まで成長するヘビ、ティタノボア※を含む、多くの種類の絶滅動物が解き放たれる。

※ティタノボアは今から約5800万年~6000万年前に南米コロンビアに生息していた史上最大の大蛇。

6月14日: 12人が太陽の極端なエネルギーからテレパシーやテレポーテーションなどの超能力を受け取る。

6月18日: 誤って作成されたワームホールを通り抜けたために 7 人が空から落ちる。

5月15日の予言は見事に外れた。

「2671年から来た未来人」の予言がすべて実現するなら、5~6月の間に、巨大地震、大津波、巨大絶滅生物の復活、超能力、タイムトラベル事故など、世紀の大事件が目白押しとなるが、本当に起こるのだろうか。

 突拍子もない予言ばかりで信じがたいが、これらの中で最も起こりそうなのが、「6月12日:マグニチュード9.5の地震により、カリフォルニア州サンアンドレアスで深さ5マイル、幅1マイルの海溝ができた」という地震予言かもしれない。