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3日目:鳥取砂丘~播磨
最後に

3日目:鳥取砂丘~播磨

いよいよ最終日。せっかく城崎まで来たのだから、鳥取砂丘に行ってみよう!ということで、全但タクシーの専用車を手配して、鳥取砂丘に向かいます。

北近畿を旅するならバスがおすすめ!ぶらりと2泊3日で満喫してきました。
(画像=『たびこふれ』より引用)

城崎温泉から鳥取砂丘まで1時間少しの快適なドライブです。

雨と風の鳥取砂丘

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(画像=『たびこふれ』より引用)

鳥取砂丘に到着。天気は小雨だったのでカッパを着込み、ガイドツアーで「馬の背」を目指そうと意気込みましたが、砂丘の天候を甘くみておりました....。風速7~8mの風雨でも砂が舞い上がり、海風にあおられて現場は砂嵐でした。

大ヒットテレビドラマ『VIVANT』の真似をしながらの写真撮影なんて、とんでもないことでした....(泣)

鳥取砂丘は山陰国立公園内にあり、「鳥取砂丘ビジターセンター」では砂丘のいろはを見聞きすることができます。

館内には鳥取砂丘の事をよく知るガイドの方が案内・解説をしていただけます。ガイドさんの話を聞くのとくかないのとでは砂丘の楽しみ方が変わりますよ。

こちらには、観光などの案内カウンターをはじめ、休憩スペースなどがあります。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

【山陰海岸国立公園 鳥取砂丘ビジターセンター】

  • 所在地:〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971
  • TEL:0857-22-0021

砂の美術館

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(画像=『たびこふれ』より引用)

お次は、鳥取砂丘で人気のある「砂の美術館」です。ビジターセンターから徒歩で行くことができます。

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(画像=<過去の展示もパネルで観ることができます>、『たびこふれ』より引用)

2006年11月18日に砂像を展示する展示「砂の美術館」の野外展示からはじまり、数々の展示を経て、2012年に世界初の砂像専門屋内展示施設が誕生し、現在に至ります。

「砂で世界旅行」をコンセプトとして、2006年以降、毎年テーマを変えて砂像の展示がされています。

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(画像=<ギザのピラミッドとスフィンクス像>、『たびこふれ』より引用)

私が訪れたときは、「砂と世界旅行・第14期エジプト編」が開催されていました。エジプトに行かなくても、ルクソール神殿、アブ・シンベル神殿、ギザのピラミッドとスフィンクス像なの素晴らしい砂像を間近で観ることができました。

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(画像=<アブ・シンベル神殿>、『たびこふれ』より引用)

現在は展示入替のため休館中です。2024年4月19日から第15期フランス編が開催される予定です。

【鳥取砂丘 砂の美術館】

  • 所在地:〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
  • TEL: 0857-20-2231

西播磨~中播磨

さて、鳥取砂丘にお別れを告げて、次の映えスポットに移動します。

鳥取県を後にして、兵庫県の西播磨・中播磨で寄り道をしましょう。この辺りは、美味しいアレがたくさん在るところなんですねえ♪

1時間ほどで到着したのは、日本酒発祥の地といわれている西播磨の宍粟市(しそうし)。

宍粟が日本酒発祥の地といわれるのは、現存する風土記の中で日本酒の最古の記述がある『播磨国風土記』の一節に、「宍粟市で初めて麹を使用した庭酒をつくり、神様に献上した」ことを意味する記述があることから。そのため、宍粟市は「発酵のふるさと」ともいわれているそうです。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

その中でも宍粟市山崎町の情緒ある酒蔵通りにある、明和5(1768)年創業251年「老松酒造」直営のレストラン「老松ダイニング」へ。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

歴史ある建物のお店は食事処から日本庭園をのぞみ、老松酒造のお酒の展示販売所を併設しています。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

美容・健康効果が期待される発酵食を存分に味わえる人気のランチメニュー「発酵繋(つながり)ランチ」をいただきました。

『発酵繋(つながり)ランチ』メニューの一例

御飯:酵素玄米ご飯
主菜:発酵鍋 甘酒と醤油麹のゴマダレ添え
  海老マヨ 特製マヨネーズ
  黒豆の醤油麹煮
  ほうれん草の粕和え
  発酵盛り合わせ
  自家製はりはり漬け
  自家製酒蔵もろみ
  プチトマトの塩麹あえ
  ホタテの醬油麹がけ
  バケット(クリームチーズと酒粕のディップ)
汁物:老松の酒粕たっぷりのかす汁
デザート:玄米豆乳ヨーグルト
    宍粟産りんごジャム添え

【老松酒造・老松ダイニング】

  • 所在地: 〒671-2577 兵庫県宍粟市山崎町山崎12
  • TEL: 0790-62-2345
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(画像=『たびこふれ』より引用)

しそう酒蔵通りにはいくつかの酒蔵が立ち並んでいます。次は、老松酒造の近くにある「山陽盃酒造(さんようはいしゅぞう)」へ。こちらも天保8(1837)年創業の老舗酒蔵です。

有名な銘柄に「播州一献」がありますので、ご存じの方も多いと思います。

こちらも、酒蔵を改装した蔵元直営の展示販売はもちろん、バーカウンターのある販売所があります。

北近畿を旅するならバスがおすすめ!ぶらりと2泊3日で満喫してきました。
(画像=『たびこふれ』より引用)

カウンターでの試飲もおすすめです。

【山陽盃酒造】

  • 所在地: 〒671-2577 兵庫県宍粟市山崎町山崎28
  • TEL: 0790-62-1010
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(画像=『たびこふれ』より引用)

旅の最後に訪れたのは「奥播磨かかしの里」です。

奥播磨かかしの里は、しそう酒蔵通りから車で30分ほどのところにある、姫路市北部の安富地域の中でも北側に位置する関地域の集落です。

過疎化・高齢化が進んだ集落の町おこしとして、約130体のかかしが様々な場所で昔ながらの暮らしを再現しています。

この町が出身の岡上正人さんが徳島県三好市東祖谷の「天空の村・かかしの里」を訪れた時に、ご自分の郷里でもかかしの里として村おこしができると直感され、作り続けているそうです。

本当にそこに村の人々が居るような、どこか懐かしい、ふと笑みがもれる、そんな温かいかかしの里では、季節のイベントやふるさと体験・交流フェアなど、いろいろなイベントが開催されているそうです。

「あのかかし、だれかに似てるね!」そんな懐かしいかかしたちに会える場所です。

【奥播磨かかしの里】

  • 所在地:〒671-2416 兵庫県姫路市安富町関566
  • 公式SNS:Facebook

最後に

京都を出発して、丹後、但馬、鳥取、播磨をめぐる2泊3日の旅、いかがでしたでしょうか。どこも見どころが盛りだくさん、小旅行をつなぎ合わせたような3日間でした。

バス路線が張り巡らされていますので、個人でも「オリジナル小旅行」をすることが可能だと実感しました。観光地や宿泊施設も、個人旅行やインバウンドなどの多様性に応じて変化してきているなと思います。

2025年には大阪・関西万博が開催され、たくさんの国からたくさんの人々が日本に来られることでしょう。

都会の街々や有名な観光地だけでなく、近畿地方のたくさんのオモシロイ場所にも訪れていただけるといいなと思います。

文・写真・ミチョリン/提供元・たびこふれ

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