アメリカの空港で、サルのミイラが押収された。アメリカ国内への海外からの野生動物の肉の持ち込みは、全面的に禁じられている。
その理由について『NPR』や『CBS News』が報じている。
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■荷物に紛れたサルの遺体
マサチューセッツ州ボストンにあるCBP(アメリカ合衆国税関・国境警備局)のK9ユニットが、ローガン国際空港でミイラ化したサルが国内に持ち込まれるのを、水際で防いでいたと公表した。
1月8日、警察犬がパリから到着したデルタ航空便の搭乗客のバッグから、ミイラ化した複数のサルの遺体を発見。警備局がただちに押収した。
持ち主はコンゴを訪れ、フランス経由でアメリカに戻ってきた乗客で、税関には「荷物の中には干物しかない」と申告していた。しかしX線検査を行ったところ、荷物の中から4匹のサルのミイラが発見されたという。