■精神的健康支援が必要

2022年の調べでは、就労している18歳から24歳の精神的健康問題を抱える若者の40%が、低賃金の仕事に就いてたという結果が出ているものの、健康な同世代の35%と比較して就職率は高くなっている。

また、精神的健康問題を抱えている同世代の若者のうち、大学を卒業していない人々は、社会に出ても3分の1が就労していないことも報告されている。

同研究は、イギリスの精神的健康の問題に対処する取り組みが、教育資格の低い若者に焦点を当てるべきだと結論づけている。そして将来的に大学や高等学校での精神的健康支援の向上と、義務教育修了時の低い資格レベルを持つ人々を減らすための取り組みの必要性を示唆している。

(取材・文/Sirabee 編集部・本間才子)

提供元・Sirabee

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