次のエリアでは不発

次に訪れたエリアは、湾奥にある藻場です。ここに来てみると、アマモが今年も健康的に成長していて、良い状態を保っています。しかし、ベイトの気配は全くありません。このエリアの水は透明度が非常に高いです。

テトラポッドの前の浅瀬では、トロロ藻が点在して成長していました。この種の藻が存在する場所は避けるべきですので、これからのコウイカ釣りでは、トロロ藻のない場所を狙うようにします。

このシャローエリアには、多くの釣りポイントがあります。歩きながらベイトと藻の成長状態を確認していきましたが、コウイカの反応は一切ありませんでした。どうやら、この場所にはまだ早かったようです。しかし、アマモ群を発見できたので、これからの時期が楽しみです。

風が強くなり納竿

風が強くなってきたため、少し休憩してから漁港へ戻ることにしました。この時間帯には漁師さんの漁も終了していますので、これから日中から夕方にかけてが釣りのチャンスです。

しかし、北風が直撃し、白波が立ち始めています。東側の海を見ると、北風と上げ潮の影響で川からの濁りとゴミがこちらに向かって流れてきており、あっという間に漁港まで到達。ここで釣りを終了しました。

日本海コウイカシーズン開幕【京都】短時間のエギング釣行で本命を4ハイキャッチに成功風が強くなってきたため納竿した(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

釣り終了&振り返り

実釣は夜明けから9時までの3時間で、4ハイで終了しました。まだ釣り人の少ない開幕期に様々な場所を観察できたため、この地域での5月頃までの釣り計画が立てられて良かったです。

コウイカシーズンが始まったばかりで、深場狙いからスタートしたことが釣果に繋がりました。1週間ごとにシャローエリアに入ってくるため、これからが楽しみです。お気軽に日中エギングでコウイカ狙いに挑戦しましょう。

日本海コウイカシーズン開幕【京都】短時間のエギング釣行で本命を4ハイキャッチに成功最終釣果は4ハイ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

<田村昭人/TSURINEWSライター>