新型iPhone
筆者は2017年までAndroidユーザーだったが、それ以降はずっとiPhoneを使い続けている。元来ITに興味関心が強く、ガジェオタ気質ということもあって、毎年新型iPhoneの情報は好きで追い続けてきて今は最新のiPhone15ProMaxを使っている。
これまで新しいiPhoneを使ってきた体感で言えば、iPhoneを切り替えたいと思う人はす ぐに買っても損はしないと思っている。その理由は毎年、iPhoneは日本円建てでドンドン高くなっていっているからだ。
iPhone12ProMaxとiPhone15ProMaxを仕事で使っているが、正直いって価格差ほど大きな違いはない。もちろん、細かいことをいえば動画録画中のズームがスムーズや、倍率が上がっていること。また、インターフェースがライトニングからUSB-Cになったことなど、性能や利便性は間違いなく向上している。しかし、2020年頃のモデルでも十分すぎるほど、カメラ性能を始めスペックは高い。
「最新モデルを買うために、旧モデルより10万円も多く出すか?」と問われれば、「自分は安いモデルでも十分だ」という人も少なくないはずだ。そしてもはや古いモデルは新品で入手できなくなっていき、新しいモデルはとても手が届かないほどに今後も高騰していくだろう。
自分が買ったモデルの15ProMaxは22万円だった。この価格を冷静に考えれば、スマホ1台がサラリーマンの月収レベルである。「iPhoneを新品で買える値段の内に買っておく」というのはインフレ時代の買い物戦略に必要と言えるだろう。
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日本人は30年間、デフレに慣れすぎた。「待っていれば割引セールが起きる」という時代は終わったと、ここで頭の切り替えが必要だ。マクロの状況もそうだし、今は転売目的で買う人も多く、待っているほど値段は上がってしまう。「欲しいものは発売日に買う」という思考に切り替えが必要だろう。
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提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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